Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

南アフリカのJ-BAYを舞台に開催中のCT第10戦”Corona Cero Open J-Bay”は、日本時間の7/13(日)にコンテストDAY3が行なわれ、若干サイズダウンした3~5フィートのコンディションの中、MENSラウンド・オブ16の全ヒートを消化。

注目の日本代表選手の活躍は、ヒート3でCrosby Colapintoを倒した五十嵐カノア、そしてヒート7で1本目から8.50ptのエクセレント・スコアを叩き出してワールドチャンプItalo Ferreiraを抑えたコナー・オレアリーがクォーターファイナルへ進出を果たした!

迎えるクォーターファイナルでは五十嵐カノアがヒート2でGriffin Colapintoと対戦。

コナー・オレアリーがヒート4でEthan Ewingと対戦予定となっている。

五十嵐カノア、CTランキング1位となる可能性は大!?2度目のイエロージャージ獲得なるか!?

南アフリカでも大人気の五十嵐カノア。Kanoa Igarashi. Photo by Kody McGregor/World Surf League.

CTランキング1位でイエロージャージを身につけて今大会に出場していたJordy Smithがラウンドオブ16で敗退となった。

そのため、現時点ではYago DoraがCTランキング1位に躍り出た。

Jordy Smith. Photo by Kody McGregor/World Surf League.
Yago Dora. Photo by Kody McGregor/World Surf League.

しかし、CTランキング3位で今大会に臨む五十嵐カノアもクォーターファイナルへ進出しているため、その結果次第では五十嵐カノアがイエロージャージを獲得する可能性は十分にあり得る状況となっている。

Yago Doraはクォーターファイナルのヒート1でLeonardo Fioravantiと対戦予定。

【Corona Cero Open J-Bay Men’sクォーターファイナル】
HEAT 1: Yago Dora (BRA) vs. Leonardo Fioravanti (ITA)
HEAT 2: Kanoa Igarashi (JPN) vs. Griffin Colapinto (USA)
HEAT 3: Marco Mignot (FRA) vs. Filipe Toledo (BRA)
HEAT 4: Connor O’Leary (JPN) vs. Ethan Ewing (AUS)

【Corona Cero Open J-Bay Women’sクォーターファイナル】
HEAT 1: Gabriela Bryan (HAW) vs. Tyler Wright (AUS)
HEAT 2: Caitlin Simmers (USA) vs. Caroline Marks (USA)
HEAT 3: Molly Picklum (AUS) vs. Lakey Peterson (USA)
HEAT 4: Bettylou Sakura Johnson (HAW) vs. Isabella Nichols (AUS)

バックサイドのフルローテーション・エアを武器に、オープニングラウンドでは9.33pt、ラウンドオブ16では9.00ptというエクセレントスコアを連発し、今大会では絶好調なサーフィンを魅せているYago Doraの勢いを五十嵐カノアは止めることができるのか!?

もし両者がクォーターファイナルを勝ち上がればセミファイナルのヒート1で五十嵐カノアとYago Doraが対戦することとなり、この1戦が事実上のファイナルと言って過言ではない見逃せないヒートとなる。

五十嵐カノアはもちろん、コナー・オレアリーの快進撃に期待したい!!

Go Japan!!!

なお、波のコンディションが不十分なため、コンテストDAY4は7/16(水)14:45にネクストコールが発表予定。

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ