Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

ブラジルのサクアレマを舞台にいよいよスタートとなったCT第9戦”VIVO Rio Pro”は日本時間の6/23(月)にコンテストDAY1が終了となり、3~4ftの激しいバックウォッシュを伴う難しいコンディションの中、MENSオープニングラウンドとWOMENSイリミネーションラウンドを消化。

注目の日本代表選手たちの活躍は、ヒート1で6.33ptのグッドスコアをマークしつつもItalo Ferreiraにあと一歩追いつくことができなかったコナー・オレアリーと、ヒート2でトリッキーなコンディションに翻弄されて良い波をつかめないまま終わってしまった五十嵐カノアが共に2位となってイリミネーション・ラウンドへ進出となった。

迎えるイリミネーションラウンドでは、五十嵐カノアがヒート5でAlejo Munizと対戦。

コナー・オレアリーがヒート8でJake Marshallと対戦予定となっている。

日本代表選手たちのさらなる快進撃に期待したい!

ルーキー・オブ・ザ・イヤー最有力候補のJoel VaughanとErin Brooks

WOMENSルーキーで唯一ミッドシーズン・カットを突破したErin Brooksは、現在トップ5につけているBettylou Sakura JohnsonとIsabella Nicolをエリミネーションラウンドに送り込み、ポルトガルで開催されたCT第3戦以来となるオープニングラウンドのヒート勝利を飾った。

ブラジルでのCT参戦は今回が初めてとなった17歳の彼女であるが、そのまま一気に準々決勝へ進出を果たした。

実はErin Brooksは、2023年に同会場のサクアレマで開催されたCSで優勝を果たし、2024年にはサクアレマでCT出場権を獲得した経験を持つ。

「ブラジルが大好きなんです」

とブルックスは語った。

「波がすごく楽しいんです。レフトが大好きで、ここに来られて本当に嬉しいです。朝早く起きて、波に乗ったら、本当に小さかったんです。日が昇ると少し大きくなりましたが、チャンスはたくさんあって、波もたくさんありました。だから、とにかくアクティブでいようと努力していたんです。そうして本当に良かったです。」

MENSルーキー・オブ・ザ・イヤー最有力候補のJoel Vaughanは、五十嵐カノアとAlejo Munizを破り、ベスト16進出を果たした。

彼は、レフトとライトでそれぞれ1つずつ、6pt台のミドルレンジ・スコアをメイクし、トータルスコア13.33ptを叩き出し、この日男子勢で2番目に高いトータルスコアを記録した。

そんな21歳のJoel Vaughanは、2023年のCSではパーフェクト10ptを獲得した経験を持つ。

Joel Vaughan. Photo by Thiago Diz/World Surf League.

「戻ってこられて本当に嬉しいです」

とJoel Vaughanは語った。

「このビーチと、そこに集まる観客が大好きです。エネルギーが本当に素晴らしいんです。ここに戻ってこられて本当にワクワクしています。シンプルに、自分自身を磨いて、良い波に乗れるように努めてきました。そして、今回も波に乗れたことを本当に嬉しく思っています。」

ネクストコールは日本時間の6月23日(月)18:45に発表される予定。

コンディションが十分であればコンテストDAY2がオンとなる。
果たして、五十嵐カノアとコナー・オレアリーはイリミネーションラウンドを突破することができるのか!?

その活躍に期待したい!!

Go Japan!!!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ