Photos & Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.

40~60フィート(約12~18メートル)に達すると予想。日本時間の12/13(土)に開催なるか!?

世界一のビッグウェイブで知られるポルトガルのナザレを会場に十分なコンディションが整った時のみに開催されるWSL”TUDOR Nazare Big Wave Challenge”が、現地時間と日本時間の12/13(土)の開催に向けてイエローアラートを発令した。

この世界中の注目を浴びる1日限定のスペシャル・トーイン・ビッグウェイブ・コンテストに向けて、巨大な北西のうねりが金曜日の午後から強まる予報となっており、夜間から土曜日の早朝にかけてピークを迎え、午後にかけて徐々に収束していくと予想されている。

午前中はオフショアの風が吹く予報となっており、その後はサイド気味の風へと変わる見込みで、当初の予測では波高は40~60フィート(約12~18メートル)に達すると予想されている。

WSLと出場コンペティションチームは、12/13(土)の開催に向けて大会を開催するに十分な波であるかを見極めるため、引き続き天気図を注意深くチェック。

このまま予測通り順調に進めば、24時間以内に大会の開催を知らせるグリーンアラートが発令される予定となっている。

WSL”TUDOR Nazare Big Wave Challenge”とは?

世界屈指のビッグウェイブ・サーファーたちが、ポルトガルのナザレに押し寄せる世界屈指のビッグウェイブを舞台に限界にチャレンジする姿を見ることができるこの世界的ビッグイベントは、ナザレで開催されるビッグウェイブ・トウイン・サーフィン最高峰の大会と位置付けられており、2人1組の9チームが出場し、3つのグループに分かれてヒートを競い合う大会形式を採用しているのが最大の特徴。

1ヒート3チームで構成され、45分間のヒートを2回行ない、チームメンバーは交互にサーフィンとジェットスキーの操縦を行なう。

各チーム2ヒートをこなした後、サーファーが獲得したベスト2ウェイブのスコアが個人スコアに加算され、そのうちのベストスコアは2倍となってトータルスコアに加算される。

Justin Dupont.

サーファー個人のトータルスコアは合計30pt満点で採点され、1本の波に対する採点基準は通常と同じく10pt満点基準で採点。

イベント終了時には、以下のカテゴリーの表彰が行われる。

・男子ベストパフォーマンス:最高得点の波2つを制した男性サーファー
・女子ベストパフォーマンス:最高得点の波2つを制した女性サーファー
・ベストチームパフォーマンス:両チームライダーの最高得点の波2つを合計

出場選手リスト

TUDORナザレ・ビッグウェーブ・チャレンジ招待選手リスト
Team 1: Nic von Rupp (POR) / Clement Roseyro (FRA)
Team 2: Lucas ‘Chumbo’ Chianca (BRA) / Pedro ‘Scooby’ Vianna (BRA)
Team 3: Andrew Cotton (GBR) / Ben Larg (SCO)
Team 4: Rodrigo Koxa (BRA) / Vitor Faria (BRA)
Team 5: Rafael Tapia (CHL) / Pierre Rollet (FRA)
Team 6: Benjamin Sanchis (FRA) / Jerome Sayhoun (MAR)
Team 7: Justine Dupont (FRA) / Eric Rebiere (FRA)
Team 8: Michelle des Bouillons (BRA) / Ian Cosenza (BRA)
Team 9: Laura Crane (GBR) / Antonio Laureano (POR)

チーム8には日本発の世界的なサーフブランドYUKI BRANDチームのMichelle des Bouillons (BRA) / Ian Cosenza (BRA)が出場予定。

YUKI BRANDチームの快進撃にも期待したい!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ