
Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.
カリフォルニアのロウワー・トレッセルズを舞台にいよいよスタートとなったCT第8戦”LEXUS Trestles Pro”は、日本時間の6/12(木)にコンテストDAY2が無事終了となり、MENSイリミネーションラウンドのヒート6からラウンドオブ16の全ヒート、WOMENクォーターファイナルのヒート2までが消化された。
注目の日本代表選手たちの活躍は、五十嵐カノア、コナー・オレアリー共にクォーターファイナルへ進出!
ヒート4でウエスタン・オーストラリアでのCT第7戦に引き続く日本代表選手対決となってしまった。
THE BOXで行なわれたCT第7戦のカノアvsコナーの対決はコナー・オレアリーに軍配が挙がったが、今回はどちらが勝つのか!?
日本人のファンとしてはどちらも両方に勝ち上がってもらいたい!!
バーティカルなバックサイド・フィンズフリー・リップリバースを披露して会場を盛り上げたコナー・オレアリー
この日最初のヒートとなったイリミネーション・ラウンドのヒート6でAlan Clelandと対戦となり、パワフルなターンとソリッドかつバーティカルなバックサイド・フィンズフリー・リップリバースを披露して会場を盛り上げ、トータルスコア13.90ptをマークしてラウンドオブ16へ進出したコナー・オレアリー。
迎えたクォーターファイナルのヒート8では対戦相手のBarron Mamiyaが怪我のため欠場となったことから自動的にクォーターファイナルへ進出。迎えるヒート4で五十嵐カノアと今シーズン2度目となる日本代表選手対決を繰り広げる予定となっている。

エクセレントスコアをエクセレントスコアで逆転返し!?五十嵐カノアがクォーターファイナル進出!
ラウンドオブ16のヒート7で地元サンクレメンテ出身のローカルCTサーファーCrosby Colapintoと対戦した五十嵐カノアは、先手必勝で波を積極的に掴んで徐々にスコアを伸ばしていき、4本目に5.00pt、6本目には7.00ptのグッドスコアをマーク。
相対するCrosby Colapintoはローカルナレッジを活かしてじっくりと良い波を待ち、2本目に掴んだ特大セットの波でビッグターンを連発して9.33ptのエクセレント・スコアを叩き出して一気に逆転したかに思われたが、その裏のミドルセットを掴んだ五十嵐カノアが切れ味鋭いスタイリッシュなリッピングを連発するライディングで8.93ptをスコア!
Crosby Colapintoとの非常にハイレベルな戦いを制して見事クォーターファイナル進出を果たした!
迎えるクォーターファイナルのヒート4ではウエスタン・オーストラリアのリベンジを賭けてコナー・オレアリーと対戦予定となっている。

迎えるコンテストDAY3は日本時間の6/14(土)23:45にネクストコールが発表される予定。
MENSクォーターファイナル、WOMENSクォーターファイナルのヒート3とヒート4、セミファイナルのヒート1のヒート表は下記の通り。
【Lexus Trestles Pro Upcoming Men’sクォーターファイナル・ヒート表】
HEAT 1: Joel Vaughan (AUS) vs. Griffin Colapinto (USA)
HEAT 2: Yago Dora (BRA) vs. Ethan Ewing (AUS)
HEAT 3: Cole Houshmand (USA) vs. Jack Robinson (AUS)
HEAT 4: Kanoa Igarashi (JPN) vs. Connor O’Leary (JPN)
【Lexus Trestles Pro Women’sクォーターファイナル・ヒート表】
HEAT 1: Caitlin Simmers (USA) 12.10 DEF. Erin Brooks (CAN) 11.66
HEAT 2: Molly Picklum (AUS) 12.50 DEF. Lakey Peterson (USA) 11.47
HEAT 3: Gabriela Bryan (HAW) vs. Sawyer Lindblad (USA)
Heat 4: Caroline Marks (USA) vs. Bettylou Sakura Johnson (HAW)
果たして、世界一プログレッシブな波と評されるロウワー・トレッセルズを制するのは誰なのか!?
五十嵐カノア、コナー・オレアリーが優勝してくれることに期待したい!!
Go Japan!!