Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

カリフォルニアのロウワー・トラッセルズを舞台に、現地時間の9/8(木)、日本時間の9/9(金)にワールドチャンプ決定戦”WSL FINALS”が行われた。

セットでオーバーヘッド前後のクリーンでパーフェクトなコンディションの中、MENSはFilipe Toledoが自身初となるワールドタイトルを獲得!

 

MENS 2022 World Champ, Filipe Toledo.

 

WOMENSのファイナルはラウンド1から勝ち上がって優勝を遂げたStephanie Gilmoreが、6×ワールドチャンプのCarissa Mooreと対戦。

もしCarissa Mooreが勝てばStephanie GilmoreとLayne Beachleyと並ぶ7×ワールドチャンプとなり、もしStephanie Gilmoreが勝てばWOMENS CT史上の最高記録となる8回目のワールドチャンプとなるこの注目の戦いを制したのは、この日のロウワーの波とまるで一体化したかのようなライディングを連発したStephanie Gilmoreとなった!!

 

WOMENS 2022 World Champ, Stephanie Gilmore.

 

注目の五十嵐カノアはItalo Ferreiraと対戦したラウンド1で敗退。

今シーズンのCTランキング5位でフィニッシュとなった。 

 

WSL FINALSを終えた今シーズンの最終CTランキングは下記の通り。

 

五十嵐カノアが日本人初のワールドタイトルを獲得することはできなかったが、世界の強豪たちを相手に世界中のワールドレベルの波を舞台に戦うCTにおいてここまでの活躍と感動を与えてくれたことに感謝したい!!

インタビューでも述べている通り、五十嵐カノアのサーフィンは未だに進化し続けているので、来年、または再来年辺りには彼が日本人初のワールドチャンプに輝くことは夢の話しではないだろう。

2023年CTでのさらなる活躍に期待したい!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ