Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

オーストラリアのゴールドコースト、世界指折りのロング・パーフェクト・レギュラーで知られるスナッパー・ロックスで開催されたCT第3戦”Bonsoy Gold Coast Pro”は、現地時間と日本時間の5/4(月)にファイナルデイが行なわれ、MENS、WOMENS共にファイナルまでの全スケジュールを消化。

MENSはEthan Ewing、WOMENSはStephanie Gilmoreが優勝を果たした中、注目の日本代表選手Connor O’Learyは見事ファイナル進出を果たして準優という素晴らしい結果を残した!

おめでとう!!

Connor O’Leary、スナッパーロックス準優勝でワールドチャンプFilipe Toledoを破る!

今回のセミファイナルでは8.97ptに8.00ptというエクセレント・スコア2本をまとめてワールドチャンプFilipe Toledoを抑えてファイナル進出を果たしたConnor O’Learyは、今回の準優勝で現時点のCTにおけるツアー屈指のグーフィーフッターとしての地位を確固たるものにしたと言って過言ではないだろう。

J BAYでの優勝に続き、スナッパーロックスでも準優勝を果たした。

J BAYでの優勝と同様、Connor O’Learyは決勝進出のために、2度の大会優勝経験を持つ絶好調のFilipe Toledoを破らなければならなかった。

クロヌラ生まれ、レノックスヘッド在住の32歳のConnor O’Learyは、この日MENSヒートで最高得点となる2つの素晴らしいスコアを記録。

トータルスコア16.97ptでブラジルのワールドチャンピオンを破り、準々決勝では16.44でLionardo Fioravantiを抑えた。

Connor O’Learyは言った。

「今日の自分のパフォーマンスには満足してます。観客の皆さんの応援が本当に最高でした。本当にありがとう。皆さんが僕を奮い立たせ、最高のパフォーマンスを引き出してくれました。残りのツアーも全力で突き進みます。」

ファイナルでConnor O’Learyは序盤でわずかにリードを奪ったものの、Ethan Ewingは8.33ptという素晴らしいスコアを叩き出し、流れるようなプレーで長いスナッパーのウォールを攻め続け、その多彩な技を連発した。

Connor O’Learyも7.67ptで反撃したが、逆転には及ばなかった。

「最初はまずまずだったんだけど、その後すごく緊張してしまいました。」

とEthan Ewingは続けた。

「Connor O’Learyは絶好調で恐ろしいほどのバックサイド・サーフィンを繰り出してきた。去年ジェフリーズベイで優勝した時も、僕は彼に敗れた。彼は僕の親友で、てごわいライバルだから、そんな彼に勝てて本当に嬉しいです。僕はこういう波で育ったから、本当に最高の1週間だった。友達みんながここにいて、父も来てくれて、本当に楽しかった。夢のような1週間で、最初から最後まで毎日最高の波に乗れた。みんなの応援も信じられないほど素晴らしかった。本当に感謝しているよ、最高だった。」

Stephanie GilmoreがGold Coast Pro7勝目、通算CT34勝目で記録を更新!

Stephanie Gilmore. Photo by Beatriz Ryder/World Surf League.

17歳でワイルドカードとして出場したスナッパーロックスでのCTでCT初優勝を飾ってから21年。

今回の優勝によりCTイベント34勝目、Gold Coast Proでは7勝目を挙げ、自身の記録をさらに更新したStephanie Gilmoreは、2022年に8度目のワールドタイトルを獲得して以来、初の決勝進出を果たした。

38歳の彼女は、今大会の会場であるスナッパーロックスの女王と称される存在であり、そして何より今もなお史上最高の女性選手であることを改めて証明した。

今大会では昨年の今大会で敗れたErin Brooksを破り、世代交代を象徴する勝利でスタートを切り、続いて、前回大会優勝者のBettylou Sakura Johnsonを破り、クォーターファイナルでは2024年ワールドチャンピオンのCaitlin Simmers、セミファイナルでは大会屈指の強豪Nadia Erosterbe、そして決勝ではCTランキング1位のLaura Silvaを破り、快進撃を続けた。

「最高の週末サーフィンを楽しむことができました。波はずっと最高で、スナッパーロックスの波は私たちにとってまさに完璧なコンディションを用意してくれました」

Stephanie Gilmoreは語った。

「今年は大会で優勝できるとは思っていませんでした。だから今回ここで優勝できたことが信じられません。WOMENSサーフィンのレベルは驚異的なスピードで向上しています。ここ数年、遠くからすべての大会を観戦していましたが、いつも『もう私には無理かもしれない』と思っていました。でも、もし優勝できるとしたら、ここスナッパーロックスでこそでしょう。ここは世界で一番好きな波で、本当に楽しいんです。ここで競技できるのは本当に喜びで、楽しんでいると、自然と物事がうまくいくものだと思います。これが私の望みでした。自分を追い込みたかったんです。最初の2つの大会で1回戦敗退した時、エゴを捨てなければならないと思いました。キャリアの初期の頃のように、賞金を稼ぎ、絶頂期にある時は、無敵だと感じます。何であれ、そういう自分から切り離して、『よし、私は新しい自分、違う自分、私はたくさん学んだし、少し変わったし、現状を受け入れて、新鮮な気持ちで物事に取り組むもう』と切り替えました。結局のところ、それが何であれ、過程を楽しむことが大切なんです。そして何より、この一週間は本当に楽しかったです」

2年ぶりに競技に復帰したStephanie Gilmoreは、リズムをつかむのに苦戦してベルズビーチでのCT第1戦目では、シーズン最初のヒートでLaura Silvaに敗れた。

さらに続いてマーガレットリバーでのCT第2戦目のラウンド1でも連敗を重ねた後、彼女はランキング最下位で帰国した。

ゴールドコーストでもスロースタートだったが、パフォーマンスを重ねるごとに調子を上げ、セミファイナルでは2023年以来となるエクセレントスコアを獲得。

Laura Silvaとのファイナルでは限りなくパーフェクト10に近い9.50ptを叩き出し、最後はトータルスコア17.33ptというWOMENS最高得点もマークした。

20年以上にわたり世界の舞台で数々の名演を披露してきたStephanie Gilmoreは、その時代を超越したスタイルを存分に発揮し、深いボトムターンからタイトな弧を描き、垂直に近いヒットを連発。

Laura Silvaをコンビネーション・シチュエーションに追い込み、見事ファイナルを制した。

こうして無事幕を閉じたCT第3戦”Bonsoy Gold Coast Pro”。

続くCT第4戦”Corona Cero New Zealand Pro”は現地時間と日本時間の5/15(金)から5/25(月)までをコンテスト期間に開催される予定。

今回準優勝を果たしたConnor O’Leary、そして五十嵐カノアの快進撃に期待したい!

Go Japan!!!

さらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャル・サイトをチェック!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ