Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーバーヘッドのパーフェクトなコンディションに恵まれたカリフォルニアのロウワー・トラッセルズを舞台に、現地時間の9/9(土)、日本時間の9/10(日)、ワールドタイトル決定戦”WSL FINALS”が無事終了となった!

MENSはFilipe Toledoが2年連続で、WOMENSはCaroline Marksが初のワールドタイトルを獲得!!

【MENS FINAL】

 

28歳にして2年連続の世界タイトルを獲得することとなったFilipe Toledoは、改めてその実力を世界に証明した。

第1シードとして今大会に出場したFilipe Toledoは2023年シーズンを通してCTで止められない活躍を見せ、ハワイのサンセットビーチ、エルサルバドル、そして南アフリカのJ-BAYでも優勝を果たし、2016年と2017年のワールドチャンプJohn John Florence以来、2年連続でワールドタイトルを獲得した初めての選手となった。

「言葉が見つかりません。」

Filipe Toledoは語った。
「このためにあまりにも多くの犠牲を払ってきた。正直言って多くの犠牲を払ってきてます。 7年前、私は第一子に恵まれました。でも一年を通してCT転戦する中で家族と過ごすことができませんでした。でも長い目で見れば、これは必ず報われるとわかっていた。そして夢の実現となった。ブラジル人でワールドタイトル連覇した人はいません。その歴史を作ることができて本当に嬉しいです。ここまでずっと私を祝福してくれた神様にとても感謝しています。決して簡単なことではありませんでした。」

Filipe ToledoはWSL FINALSのファイナルとなるタイトルマッチ戦でEthan Ewingと対戦。

その第1戦目のヒートは、まさにお互いがハイスコアにハイスコアを重ねた2023年シーズン最高のヒートとなった。

 

【WOMENS FINAL】

 

「ワールドチャンプのひとりとして自分の名前を残せたことは本当に感激です」とCaroline Marksは語った。 「これはまさにずっと目標にしてきたことでした。去年は奇妙な経験をして、自分自身を疑っていました。でも今は最高の気分です。本当に何と言ったらいいのかわかりませんが、今年は本当に感傷的でした。これはとても感情的なものだと感じています。」

2023年WOMENSワールドチャンプに輝いた21歳のCaroline Marksは、今回、第3シードとして自身初のWSL FINALSに出場。

彼女は、1997年のLisa Anderson以来のアメリカ本土でワールドタイルを獲得した初めての人物となった。

また、世界初のグーフィーフッターとして2005年にワールドタイトルを獲得したChelsea Georgeson-Hedge以来となるWOMENSグーフィーフッターのワールドチャンプとしてもその名を刻んだ。

一日を通して多くのエクセレント・スコアを叩き出すほぼ完璧なパフォーマンスで鮮烈な印象を残したCaroline Marksは、2023年ワールドタイトルと同時に2024年パリオリンピックへの暫定出場資格も獲得することとなった!


2023 CT Ranking 2nd, Ethan Ewing.


2023 CT Ranking 2nd, Carissa Moore.

 

惜しくもファイナルで敗れたEthan EwingとCarissa Mooreが世界ランキング2位。

3位はGriffin ColapintoとTyler Wright、4位はJoao ChiancaとCaitlin Simmers、5位はJack RobinsonとMolly Picklumという結果となった。

 

Caitlin SimmersがMolly Picklumに大逆転を果たしたドラマチックなヒートから開幕を迎えたWSL FINALSは、ラウンド2でCaroline MarksがそのCaitlin Simmersの勢いを止めた。

さらにCaroline Marksはラウンド3で2度の世界チャンピオンであるTyler Wrightを抑えてファイナル進出。


2023 CT Ranking 3rd, Tyler Wright.

 

一方のMENSではラウンド1でJoao ChiancaがJack Robinsonを破ったものの、ラウンド2ではそんなJoao ChiancaがEthan Ewingにコンビネーション・シチュエーションに追い込まれるほどの大差で敗退。


2023 CT Ranking 3rd, Griffin Colapinto.

 

迎えたラウンド3ではロウワー・トラッセルズをホームとするGriffin Colapintoの活躍に地元を含めた多くのファンたちの期待がかかる中、Ethan Ewingが勝利を収めた。

 

【2023年CT世界ランキング】

 

あらゆるターンを連発できる世界一プログレッシブな波と評されるハイクオリティーなロウワー・トラッセルズを舞台に、今年もワールドタイトルを賭けた熱い戦いが幕を閉じた。

果たして、2024年シーズンはどんなドラマが展開されるのか!?

そして、五十嵐カノア、Connor O’learyといった日本人CTサーファーたちの活躍にも期待したい!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ