Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのニューカッスルで開催中のCT第2戦”RIP CURL NEWCASTLE CUP”は現地時間と日本時間の4/9(金)にコンテストDAY4が行なわれ、MENSのラウンドオブ16とWOMENSのクォーターファイナルの全ヒートを消化。

MENSではラウンドオブ16のヒート3に登場したロコボーイでCTルーキーで今大会ではJohn John Florenceを粉砕したMorgan Cibilicがまたしても素晴らしいパフォーマンスを披露してトータルスコア16.00ptをマーク。

Wade Carmichaelを抑えてクォーターファイナルへと駒を進めた。


Morgan Cibilic.

 

続くヒート4ではMorgan Cibilicと同じくニューカッスル出身のCTサーファーRyan CallinanがOwen Wrightを相手に接戦を繰り広げた末、見事ラウンドアップ。

地元のファンたちも大盛り上がりとなった。


Ryan Callinan.

 

ヒート5ではワールドチャンプItalo Ferreiraがリエントリーを決めるだけでも満足してしまいそうなくらいに掘れたパワフルなインサイド・セクションで驚愕のバックサイド・エアフルローテーションをメイク!!

対戦相手であるGriffin Colapintoの追従をまったく許さない圧倒的サーフィンでクォーターファイナル進出を決めた。


Italo Ferreira.

 

ヒート7では注目の五十嵐カノアがDavid Silvaと対戦。

中盤戦までテンポ良くスコアを重ねてリードを保っていたものの、Deivid Silvaがバックサイドでソリッドなリップ3発を決めて6.50ptを叩き出すと、ここで逆転されてしまい、さらに逆転返しを狙ってセットを掴むがこれが5.90ptと逆転にわずか及ばず。

惜しくもここで敗退となり、今大会を13位でフィニッシュとなった。

CT第3戦での快進撃に期待したい!!


Kanoa Igarashi.

 

WOMENSのクォーターファイナルのヒート1では、女王Stephanie Gilmoreが登場。

その活躍に注目が集まったが、対戦相手でCTルーキーのIsabella Nicholsが先制攻撃に出て6.67ptと7.00ptといったグッドスコアをまとめると、さすがの女王もいい波が少ないこの日の会場のコンディションに翻弄される形となってしまい、最後まで逆転できずに惜しくもここで敗退となってしまった。


Isabella Nichols. 

 

ヒート3にはもうひとりの女王と呼ぶにふさわしいワールドチャンプCarissa MooreがJohanne Defayを相手に、まさにWOMENSのサーフィンがすでにネクストレベルに達していることを痛感せざるを得ない見事なエアリバースを披露。

これが限りなくパーフェクトに近い9.90ptというエクセレント・スコアとなり、さらにこの日のハイエスト・トータルスコアとなる17.33ptをマークしてセミファイナル進出を果たした。


Carissa Moore.

 

 

迎えるコンテストDAY5はMENSクォーターファイナルとWOMENSセミファイナルからのスタートとなり、いよいよコンテストもファイナルデイ。

【MENS QF】

 

【WOMENS SF】

 

果たして、優勝を飾るのは誰なのか!?

お見逃しなく!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ