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ポルトガルのスーパーチューボスを会場に開催中のCT第10戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”は現地時間と日本時間の10/18(木)にコンテストDAY3が行われ、ラウンド4のヒート3までを消化。

この日は熾烈なワールドチャンピオン争いを繰り広げていたGabriel Medina、Filipe Toledo、Julian Wilsonの活躍に注目が集まる中、ラウンド3のヒート7でFilipe ToledoがJoan Duruに敗退となる大波乱が巻き起こる。

World Title contender Filipe Toledo (BRA) is eliminated from the 2018 MEO Rip Curl Pro Portugal with an equal 13th finish after placing second in Heat 7 of Round 3 in Peniche, Portugal.

 

これによりGabriel MedinaはハワイでのCT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERSを迎える前に、ポルトガルでの今大会でワールドタイトルを獲得できる可能性が出てきた。

その最低条件は以下の通り。

・Gabriel Medinaが優勝

・Julian Wilsonがセミファイナルで敗退

つまり、Julian Wilsonがセミファイナル進出を果たした場合と、Gabriel Medinaが優勝できなかった場合は、ワールドタイトル争いはハワイでの最終戦に持ち越されることとなる。

そんな状況の中、10/19(金)に迎えるコンテストDAY4のオープニング・ヒートは注目のJulian WilsonがOwen Wright、Adrian Buchanと対戦となるラウンド4のヒート4からスタート予定。

World Title contender Julian Wilson (AUS) advances to Round 4 of the 2018 MEO Rip Curl Pro Portugal after winning Heat 12 of Round 3 in Peniche, Portugal.

 

さらにGabriel Medinaはクォーターファイナルのヒート2でMatt Wilkinsonと対戦予定となっている。

2014 World Champion and current Jeep Leader Gabriel Medina (BRA) advances to Round 4 of the 2018 MEO Rip Curl Pro Portugal after winning Heat 6 of Round 3 in Peniche, Portugal.

 

果たして、Gabriel MedinaとJulian Wilsonによるワールドタイトル争いの行方はいかに!?

まさに目が離せない展開となっている!

さらに日本代表としてCTに参戦する注目の五十嵐カノアはラウンド3でトータルスコア13.60ptをマークしてJeremy Floresを下すと、ラウンド4のヒート3では、Filipe Toledoを倒して勢いづいていたJoan Duruに1位の座は譲る形とはなったものの、難なく2位でクォーターファイナルへと進出。


Round3 Heat8


Round4 Heat3

Kanoa Igarashi (JPN) advances to Round 4 of the 2018 MEO Rip Curl Pro Portugal after winning Heat 7 of Round 3 in Peniche, Portugal. Duru caused an upset by eliminating World Title contender Filipe Toledo (BRA).

 

クォーターファイナルではヒート4に組み込まれ、Julian WilsonとOwen Wright、Adrian Buchanが対戦となるラウンド4のヒート4の結果次第では、Julian Wilsonとの一騎打ちとなる可能性もある。

 

いずれにしても見所満載となっているCT第10戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”のコンテストDAY4、日本時間の10/19(金)午後16時よりスタート予定のライブの方をお見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ