Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

ポルトガルのペニチュア、スーパーチューボスを会場に現地時間と日本時間の10/16(火)よりいよいよコンテスト期間に突入となるCT第10戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”!

WSLオフィシャル・フォーキャストのSurflineのインフォメーションによれば、現在会場に最高のうねりが届く予報となっており、コンテストはオープニング初日となる10/16(火)よりスタートする可能性が濃厚な状況となっている。

つい先日フランスのホセゴーで開催されたCT第9戦”QUIKSILVER & ROXY Pro France”でワールドタイトル獲得最大のチャンスを迎えていたFilipe Toledoだったが、ワイルドカードで出場のRyan Callinanにまさかの敗北を喫することとなった上、Julian Wilsonが優勝、Gabriel Medinaが3位となったことから、現時点でGabriel MedinaとJulian Wilsonと熾烈なワールドタイトル争いを繰り広げる展開に。

 

そんな状態で迎えた今回のポルトガルでのCT第10戦は、唯一Gabriel Medinaだけがワールドタイトル獲得のチャンスを持つ上、Filipe Toledo、Gabriel Medina、Julian Wilsonのワールドタイトル争いの行方を左右する見所満載な1戦となっている。

今回は、そんな今大会の注目すべきGabriel Medinaがワールドタイトル獲得のための必要な最低条件を下記にまとめてみた。

—————————————–

・Gabriel Medinaがワールドチャンピオンになるには本イベントでの優勝が求められる。

・もしGabriel Medinaが優勝を果たした場合、Filipe Toledoは9位以上、Julian Wilsonは3位以上の成績を残さなければハワイでのCT最終戦にワールドタイトル争いを持ち越すことができない。

・もしGabriel Medinaが2位以下だった場合、その時点でワールドタイトル争いはハワイでのCT最終戦に持ち越される。

また付け加えるのであれば、Kelly Slater、John John Florence、Caio Ibelliが怪我のため欠場する代わりにMiguel PupoとWiggolly Dantas、そしてRyan Callinanが、さらにJoel Parkinsonがメディカル・リーズンのため欠場となる代わりにVasco Ribeiroが出場する予定となっている。

—————————————–

下に掲載させて頂いたのはGabriel Medina、Filipe Toledo、Julian Wilsonに五十嵐カノアと、注目の選手たちのラウンド1のヒート表。

ラウンド1のヒート4から5、6と3ヒート連続でJulian、Filipe、Gabrielのヒートが続く。

 

注目の日本代表選手として世界と戦う五十嵐カノアはヒート11でと対戦予定となっている。

 

ポルトガルとの時差は日本時間よりマイナス8時間。

現地時間の10/16(火)午前8時は日本時間の同日午後16時となる。

果たして昨年の今大会でのディフェンディング・チャンピオンでもあるGabriel Medinaは本イベントで優勝を果たし、ワールドタイトル獲得を決めることができるのか!?

そして、五十嵐カノアの快進撃にも期待!!

LIVEをお見逃しなく!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ