バリが世界に誇るワールドレベルのブレイクとして知られるウルワツを舞台にサメ騒動のため中止となったウエスタンオーストラリアでのCTの続きとして開催された”Uluwatu CT”が、現地時間と日本時間の6/9(土)に無事終了となった。

注目のMENSはファイナルでJulian Wilson(AUS)を相手に、セットを掴んでパワフルなバックサイド・サーフィンを披露した2018年CTルーキーWilliam Cardoso(BRA)がトータルスコア15.57ptで見事CT初優勝を飾った!!


Uluwatu CT Winner, William Cardoso(BRA).

 

この一勝によってWilliam CardosoはCTランキング16位から5位へ一気にジャンプアップ。

さらにファイナルで2位となったJulian Wilsonは、再びランキングトップへと返り咲き、ワールドタイトル獲得を射程距離内に収めた。

 

さらにWOMENSはファイナルでTatiana weston Webb(BRA)を相手に最後の最後で逆転に成功したJohanne Defay(FRA)が自身のキャリア3度目となる優勝を飾った。


Women’s winner, Johanne Defay(FRA).

 

これによってJohanne DefayはCTランキング5位へ浮上。

ツアー後半戦の活躍に注目が集まる。

 

さらに特筆すべきは、ワイルドカードで出場したにもかかわらず、今回のウルワツだけでなくクラマスのCTにおいても見事セミファイナル進出を果たしたMikey Wright(AUS)の快進撃!


3rd, Mikey Wright.

 

現時点ではCTランンキング7位と、Jordy Smith(ZAF)や兄のOwen Wright(AUS)よりも上位にランクしており、QSサーファーでありながらも、CTで十分に戦っていけるスキルを持っていることを証明してくれたと言って過言ではないだろう。

Mikey Wrightが正式にCT入りしてくれることを熱望!

今後の活躍にも注目していきたい!!

次なるCTは南アフリカのJ BAYを舞台とし、7/2(月)からいよいよコンテスト期間に突入する”Corona Open J-Bay”!!

世界指折りのパーフェクトなロングレギュラーを舞台に、果たしてどのようなドラマが展開されるのか!?

日本代表選手カノア五十嵐の活躍にも期待!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ