Photos & Text by Kota KMZW.

 

現地時間の4/9(日)。

マルティニークでのQS3000”Martinique Surf Pro”が終了し、試合会場以外の場所でどこかサーフィンができる場所がないか求め、大橋海人、新井洋人、村上舜、森友二の4人は、試合会場から程なく離れた場所に見つけたシークレットで入水することに。

 

試合会場はレギュラーオンリーだったのに対し、そのシークレットポイントはレフトオンリー。

連日レギュラーの波を堪能した一行は、波があまり良くないのにもかかわらずエアーやリップを次々と決め、久々のレフトの波を心の底から楽しんでいるように見えた。

Hiroto Arai, Kaito Ohashi, Yuji Mori, Shun Murakami.

 

また波を取り合うことなく、4人だけでのセッション。

最高のロケーション。

日本ではほぼ巡り会えないであろう環境にリラックスしながら、次なるQS3000”Barbados Surf Pro”に備え調整することができた。

Kaito Ohashi.

 

次のQS3000が行われる場所はバルバドスというこれまたカリブ海に浮かぶマルティニークから飛行機で2時間ほど離れた島で、現地時間で4/11(火)からウェイティング期間がスタートする。

写真は彼らが今回お世話になっていた、ダニエルとアーサー。

マルティニークでは町の人たち皆が優しく迎え入れてくれた。

 

彼らのおかげで、選手たちは試合に集中することができ、また、毎年マルティニークという素晴らしい島で大会を開くことができている。

その後、大橋海人、新井洋人、村上舜、森友二の4名に加え、仲村拓久未は飛行機に乗り、バルバドス入りを果たした。

が、ここに来て大橋海人と森友二のサーフボードが飛行機で届かないという、まさかのハプニングが巻き起こる。

そのことにより試合前日である4/10(月)もノーサーフの状態を強いられるハメとなったが、最終的にはコンテスト前ギリギリでボードが届き、現地時間の4/11(火)に行われたコンテストDAY1には間に合ったのは不幸中の幸いと言えるだろう。

旅にハプニングはつきものだが、見知らぬ国で何か起こるというのは、想像以上に大変だったりする。

そんな中、この日バルバドスで行なわれたQS3000”Barbados Surf Pro”での日本人プロサーファーの活躍は大橋海人に加え田中大貴、西修司の3名がラウンド2へラウンドアップ。

 

その一方で、森友二、野呂海利、西優司の3名は惜しくもラウンド1で惜しくも敗退となってしまった。

迎えるラウンド2では大橋海人がヒート8、田中大貴がヒート10、西修司がヒート12、仲村拓久未がヒート16に出場予定。

 

さらにシードを持つ新井洋人はラウンド3のヒート4、村上舜がヒート6、大原洋人がヒート12に登場となっている。

 

また、同会場で同時開催中のWOMENS QS3000″Barbados Surf Pro”には大村奈央と田代凪沙の2名が参戦。

ラウンド1のヒート4に出場の大村奈央とヒート6に出場の田代凪沙は両者共にラウンドアップ。

 

迎えるラウンド2では、大村奈央がヒート4に、田代凪沙がヒート5に登場する予定となっている。

 

バルバドスとの時差は日本時間よりマイナス13時間。

現地時間の4/12(水)午前7:30は日本時間の同日午後20:30となる。

日本人プロサーファーの中でもトップの中のトップである彼らの活躍に期待したい!!

Go Japan!!!

Liveをお見逃しなく!!

 

>MENS QS3000″BARBADOS SURF PRO”

>WOMENS WS3000″BARBADOS SURF PRO”

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ