Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

宮崎市木崎浜を舞台に開催されていたQS2000”ザ・オープン宮崎プロ”は9/28(日)にコンテスト最終日を迎えMENS、WOMENS共にファイナルまでの全スケジュールを消化。

セット頭オーバーのパワフルなグッドコンディションに恵まれた中、MENSは小林桂、WOMENSは川瀬心那が優勝を飾った!

WOMENS winner, Cocona Kawase.
WOMENS 2nd, Anri Matsuno.

WOMENSファイナルは川瀬心那と松野杏莉の対戦。ヒート序盤から7.00pt、さらに7.76ptを叩き出してトータルスコア14.76ptをスコアした川瀬心那がリードを保つ流れの中、逆転を狙う松野杏莉も積極的に波を掴み、ミッドレンジのスコアを重ねて見せ場を作るがあと一歩及ばず、見事川瀬心那が2023年以来初となるQS優勝を飾った。

MENS winner, Kei Kobayashi.
MENS 2nd, Kyoshiro Suda.

MENSファイナルは今シーズン3度目のQSファイナル進出を果たす大活躍ぶりでもはやQSアジアのスター選手と呼ぶに相応しい活躍を魅せている小林桂が、種子島出身の須田喬士郎と対戦。終始ヒートの流れを掴んだ小林桂が1本目の波で5.67pt、5本目の波では5.13ptでバックアップ・スコアを伸ばし、御前崎プロに引き続き今シーズン2勝目となるQS優勝を果たした。小林桂は現在QSアジア・ランキング1位につけており、2026年CS出場権獲得を射程距離内に収めた。

さらに同会場で同時開催され、9/24(水)に無事終了となったQS1000プロジュニアでは御前崎プロジュニアでも優勝を果たした佐藤利希がMENSを制し、WOMENSは松山黎音が自身初となるQS優勝を飾った。

WOMENS Pro Junior winner, Renon Matsuyama.

WOMENSファイナルでは残り1分を切った時点で2位だった佐藤李が7.00ptを叩き出して一気にトップに浮上したものの、さらにその後に波を掴んだ松山黎音がリスキーなセクションを攻め込むソリッドなリップでスープから姿を現し5.43ptをマークしてバックアップスコアを伸ばし、逆転に逆転を重ねて見事自身初となるQS優勝を遂げた。

MENS Pro Junior winner, Riki Sato.

MENSファイナルは足立海世、小野里弦、金沢太規を相手に序盤から持ち前の綺麗なターンで7.50ptを叩き出してリードを保った佐藤利希が9月に静岡で開催された御前崎プロジュニアでの優勝に引き続き、QSプロジュニア2連勝を挙げた。

次に迎える国内QS戦は徳之島を舞台に10/17()から10/19(日)まで開催されるQS2000”徳之島タウン・プロ”。

果たして優勝を勝ち取るのは誰なのか!?

お見逃しなく!!

>>WSLオフィシャルサイト

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ