Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

Kelly Slater.Photo by Ed Sloane/WSL.

Kelly SlaterとMoana Jones Wongが

CT開幕戦のワイルドカードを獲得

Kelly SlaterとMoana Jones Wongがハワイのパイプラインを舞台に現地時間の1/27(月)、日本時間の1/28(火)深夜2:30からコンテスト期間に突入するCT開幕戦”LEXUS PIPE PRO”にワイルドカードで出場することが決定となった。

Moana Jones Wongは2022年の今大会で優勝を果たした世界指折りのWOMENSパイプライナー。

経験値の高さと深いローカルナレッジを活かした彼女の存在が、このパイプラインという檜舞台で世界最高峰の選手たちにまったく引けを取らないことはすでに証明済みであることは言うまでもない。

そんなMoana Jones Wongが2025年早々、パイプラインでの2勝目を挙げる可能性は大!
さらにKelly Slaterは言わずと知れた11×ワールドチャンプであり、パイプラインでのCTにおいて8回もの優勝経験を持つ界隈最強と言って過言ではない存在。
時空を超えたカリスマKelly SlaterのCT開幕戦での活躍に注目が集まる!

さらに今大会に不出場となっているJohanne DefayとCrosby Colapintoの代わりにEli HannemanとNadia Erostarbeの2名が出場することが決定している。

John John FlorenceとStephanie Gilmoreが

2025年CT不参戦を発表。

2024年に3度目のワールドタイトルを獲得したJohn John Florenceと、8×ワールドチャンプというWOMENS史上最高記録を持つStephanie Gilmoreが2025年CTにフルタイムで出場しないことを発表した。

John John Florenceは、

「今年はこれまでとは違うやり方でサーフィンに集中するつもりです。探検して新しい波を見つけ、自分のサーフィンを可能な限りプッシュしていきたと考えています。すでにそのうちのいくつかのプロジェクトの撮影は進行していて、その過程を共有しながら2026年にはまた4度目のワールドタイトルを狙いたいと思っています」

とコメント。

さらにStephanie Gilmoreは、

「慎重に検討した結果、今年もCTツアーから離れることにしました。今回は長引いている怪我の治療に専念しながら、世界中でサーフィンを続けることにエネルギーを向けたいと思ってます。さぽんさーの揺るぎないサポートに深く感謝しております。そして2025年CTに参戦する選手たち全員の幸運を祈ってます。」

とコメント。

スーパーサーフスターが2名もCTで観ることができないのは少し寂しいが、WSLの正式発表によれば、John John FlorenceとStephanie Gilmoreは、2026年のCTワイルドカードが与えられることがすでに決定している。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ