日本時間の11/17(日)。

はるかオーストラリアで開催されていたWOMENS QS6000″Port Stephens Toyota Pro”が無事終了。

優勝はIsabella Nichol、準優勝はMacy Callaghanとなり、日本人選手ではラウンド6敗退の前田マヒナの9位入賞が最高順位となった。

2020年CT入りに影響を与える重要なビッグイベントは本イベントが最終戦となった中、2019年シーズンのQSランキングが発表。

 

注目の都筑有夢路は2019年WOMENS QSランキング8位でフィニッシュとなり、なんと2020年CT入りが正式に決定となったかに思えた。

が、しかし、CTにクオリファイできるのはCTランキング10位以内とQSランキング6位以内の合計26名のみ。

WSLのサイト上ではQSランキング8位の下にCTクオリファイのボーダーラインが引いてあるからややこしいが、実際は7位、8位の選手はあくまでも他のCT選手が欠場した際に出場可能なオートネ最優先CT選手の扱いとなり、CT全戦フォロー可能な正式なCTサーファーとしてのポジションを確保したことにはならないのである。

なので、現在QSランキング8位の都筑有夢路はこのまま行けば、QSランキング4位のTtatiana Weston-Webbと5位のBrisa HennessyがCTランキング10位以内にいるので繰り上がりギリギリ6位以内という事になるが、しかし、まだ一つの落とし穴が存在する。

 

その落とし穴とは、現在QSランキング5位のBrisa HennessyがCTランキングのギリギリである10位にポジションしていることに起因しており、ハワイのホノルアベイを会場に現地時間の11/25(月)からコンテスト期間突入予定のCT最終戦”lululemon Mauai Pro”で、万が一Brisa Hennessyが現在CTランキング11位のNikki Van Dijkを下回る結果でフィニッシュした場合、CTランキング10位以内から外れてしまうこととなり、その結果、都筑有夢路のQSランキングは繰り上がってもTatiana Weston-Webbの一人分だけとなって7位でフィニッシュすることとなり、都筑の2020年CT入りの夢は敗れることとなるのである。

なので残された都筑有夢路のCT入りの可能性をわかりやすく説明すると、WOMENS CT最終戦”lululemon Maui Pro”でBrisa HennessyがNikki Van Dujk以上の結果を残し、CTランキング10位でフィニッシュすることのみとなる。

Above : Nikki Van Dijk. Below : Brisa Hennessy.Photos by WSL.

 

そういう意味では例年以上に注目度の高いWOMENS CT最終戦、果たしてBrisa HennessyはCTトップランカーとして長年キャリアを積んできたNikki Van Dujkを上回る快進撃を見せてくれるのか!?
とにもかくにも、その活躍を祈るばかりである!

Go Brisa!!

Go Amuro!!!

Go Japan!!!!!

11/25(月)からコンテスト期間突入するCT最終戦”lululemon Mauai Pro”から目が離せない!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ