Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

ポルトガルのスーパーチューボスを舞台に開催されていたCT第10戦”MEO Rip Curl Pro Portugal”が日本時間の10/26(土)に無事終了となった。

MENSファイナルで1本目の波から10ptをマークしたItalo Ferreiraが、WOMENSはCaroline Marksが見事優勝!

 

この一勝によりItalo FerreiraはCTランキング1位に躍り出た。

さらに注目の五十嵐カノアは今大会を3位でフィニッシュ!

クォーターファイナルではエクセレントスコアを叩き出してFilipe Toledoを下した五十嵐カノアは、セミファイナルのヒート1でJordy Smithと対戦。

ヒート終了間際までリードしていた五十嵐カノアだったが、残り2分を切ったところでJordy Smithが掴んだ波でまさかの完璧過ぎるフルローテーション・エアをメイクされてしまい、この波が9.33ptのエクセレントスコアをマーク!

これで逆転されることとなってしまった。

 

この時プライオリティーを持っていた五十嵐カノアは、Jordy Smithがこの波を掴むことを阻止することができたが、インサイド気味のスコアポテンシャルがなさそうに見える波だったことから、五十嵐カノアはこの波をJordy Smithに乗らせてしまい、その判断一つが敗因となってしまった。

観てる側としても、まさかJordy Smithがその波で9.33ptをスコアするとは想像できないほどであったが、そんなポテンシャルのなさそうな波であってもパーフェクトなフルローテーションエアを披露してみせたJordy Smithの底力を改めて痛感せざるを得ない見応えあるヒートとなった。

Kanoa Igarashi.

 

今大会を3位でフィニッシュした五十嵐カノアは、CTランキング6位をキープ。

ハワイのパイプを舞台に12/8よりスタートとなる予定のCT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”での活躍に期待がかかる!!

 

 

さらにCT最終戦に持ち越される形となったGabriel MedinaとItalo Ferreira、Jordy SmithによるMENSワールドチャンピオン争いと、Carissa Moore、Lakey Peterson、Caroline MarsによるWOMENSワールドチャンピオン争いからも目が離せない!!

さらなる詳細は、下記リンクをチェック!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ