Movie by ISA. Photos by Motoko Kumagai. Text by colorsmagyoge.


ラウンド3のヒート1ではCTサーファーのNikki van Dijkを抑えて見事1位でラウンドアップを果たした松田詩野。迎えるラウンド4のヒート1ではCTサーファーのBianca Buitentagと元CTサーファーのSofia Mulanovich、Eveline Hooftと対戦!さらなる快進撃に期待がかかる!!Shino Matsuda.

 

宮崎県の木崎浜を会場に開催中のISA World Surfing Gamesは、9/8(日)にコンテストDAY2が行われ、WOMENSラウンド1のヒート19からラウンド3の全ヒートを消化。

注目の日本人選手の活躍は、前田マヒナが2位で、CTサーファーNikki van Dijkを抑えた松田詩野が1位でラウンド4進出!

その一方で、脇田沙良が惜しくもラウンド3で敗退。

リパチャージ・ラウンド4のヒート3に組み込まれ、敗者復活に臨むこととなった。

そんなコンテストDAY2の模様をお伝えするべく、仙台新港を拠点にプロサーファーとして培ってきた経験を生かして現在はフォトグラファー&フィルマーとして世界をフィールドに活躍する熊谷素子によるフォトギャラリーをお届け!!

 


自分の好調なリズムを崩さない独自のルーティーンを実践し、ラウンド3ではCTサーファーのTatiana Weston-Webbにトップの座を譲ったものの、CTトップランカーでアメリカ代表のCourtney Conlogueを抑えて2位でラウンドアップを果たすなど、素晴らしいパフォーマンスを連発している前田マヒナ。CTサーファーに見劣りしないライディングのクオリティーはさすが。Mahina Maeda.

 

 


ラウンド3ではいい波をつかめず、実力を出し切れないまま敗退となってしまった脇田沙良。ラウンド2では前半戦に波に乗れず、一瞬ダメなのかと思うような流れとなった中、中盤から一気に追い上げてラウンドアップを果たすなど、サーフィンは目で見てわかるほどの急成長を遂げているだけに、リパチャージラウンドから復活して勝ち上がってくるに違いないだろう。ここからの巻き返しに期待!Sara Wakita.

 


CTサーファーであり、ワールドチャンプであるCarissa Mooreがラウンド2のヒート12でCTサーファーのTatiana Weston-WebbとPaige Harebに抑えられてまさかの敗退。まだ台風15号のグランドスウェルが入る直前のスモールコンディションにヒート時間が当たってしまい、その真骨頂を発揮できぬままの悔しい結果となったに違いない。次はリパチャージラウンド2のヒート12に登場予定。Carissa Moore.

 


さらに昨年伊良湖で開催された本イベントでの金メダリストであるSally Fitzgibbonsがラウンド3のヒート8でワールドチャンプStephanie Gilmoreとイスラエル代表のAnat Leliorに粉砕されるという大波乱も巻き起こった。Sally Fitzgibbons.

 

 


アメリカの中でも波のないイーストコースト出身のCTサーファーCaroline Marksだけに、この日のスモールコンディションでもずば抜けたライディングを連発。何か悪いことが起こらない限り、このまま優勝してしまいそうな勢いを感じずにはいられない。Caroline Marks.

 


ワールドチャンプでオーストラリア代表のStephanie Gilmoreはさすが女王呼ばれるだけあり、その品のあるハイレベルなライディングを披露して余裕のラウンド4進出。Caroline Marksと並んでずば抜けた貫禄を感じずにはいれらない今大会における優勝候補のひとり。Stephanie Gilmore.

 


MENSのヒートが始まるのは9/10(火)からとなっているが、同じチームの選手が戦うヒートが行なわれる際には日本の国旗を片手に必ずビーチにその姿がある波乗りジャパンの面々。五十嵐カノア、大原洋人、村上舜、そしてチームキャプテンのキング大野Mar修聖といった日本最強チームで挑む。 Team Japan.

 


ブラジル代表選手として今大会に参戦するCTサーファーTatiana Weston-Webbは、前田マヒナと同じヒートとなったラウンド3のヒート6で限りなく10ptに近い9.77ptをスコア!Caroline Marks、Stephanie Gilmoreに並んで優勝してしまいそうなオーラに満ち溢れているひとり。Tatiana Weston-Webb.

 

迎えるコンテストDAY3となる9/9(月)はWOMENSのメインラウンド4からラウンド5に加えてリパチャージラウンドの7までが行なわれる予定。

 

下記リンクより、LIVEの方をお見逃しなく!!

 

>>ISA World Surfing Games 2019オフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ