Movie Photos by WSL. text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのニューサウスウェルズ州のアボカビーチを会場に開催されていたQS3000″Vissla & Sisstrevol Central Coast Pro”は、現地時間と日本時間の3/4(月)にコンテスト最終日を迎え、MENS、WOMENS共にファイナルまでを消化。

アボカ・ポイントへと会場を移し、WOMENSからのスタートとなったこの日、注目の脇田紗良はクォーターファイナルのヒート3でCTサーファーのBrende Macaulayと対戦。

1本目から6.60ptをマークして流れを掴むとヒート後半にバックアップとなる3.50ptをマーク。

Brondeが逆転に必要なスコア4.11ptという状況の中、ヒート終了間際に波を掴んだものの、これが3.43ptと逆転ならず、脇田紗良が見事勝利を飾った!

 

さらにセミファイナルのヒート2ではカリフォルニア出身のアメリカを代表するトップジュニアWOMENSサーファーAlyssa Spencerを相手に、逆転に必要なスコア5.91ptという状況まで追い込まれながらも、見事なフロントサイドのライディングで6.77ptというグッドスコアを叩き出し、逆転することに成功!!

 

ファイナルでは元CTサーファーのSage Ericksonに2本のエクセレントライドを決められ、コンビネーションに追い込まれる形となったが、見事ハイレベルなQS3000で準優勝という好成績を収めた!!

これによって脇田紗良はQSランキング5位へ浮上。

 

世界のパイプラインに自らの名を刻んだ唯一無二のサーファー脇田貴之プロを父に、リアルサーファーの脇田小百合を母に、兄には脇田泰地を持つ日本が世界に誇る脇田DNAを継承する脇田紗良の今シーズンのさらなる活躍に期待したい!!

Go Sara!!

Go Japan!!!

 

 

MENSでは日本の歴代グランドチャンピオンである柄沢明美プロの息子であるConnor O’Learyが優勝!

昨年惜しくもCTに残ることができず、今シーズンはリクオリファイを狙うConnorは、今シーズンこれですでにQSで2勝を挙げており、現在QSランキング6位と好調な滑り出しをみせた。

 

2020年のCTで再び戦うConnor O’Learyの姿を楽しみにしたい!!

Go Connor!!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイト内、コンテスト特設ページをチェック!!

 

>>MENS QS3000″Vissla & Sisstrevol Central Coast Pro”

>>WOMENS QS3000″Vissla & Sisstrevol Central Coast Pro”

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ