Movie, Photos & Text by colorsmagyoge.

 

チューブの聖地ハワイのパイプを会場に開催中の世界的ビッグイベント”DA HUI Backdoor Shootout”は、現地時間の1/15(火)にコンテストDAY4が行われた。

 

セットは15ftオーバーのセカンドリーフ、時折サードリーフからもブレイクするほど巨大なヒュージパイプを舞台に各チームが2ヒートをこなしたこの日、午後イチに行われた日本チームにとっての2ヒート目に、中村昭太がバックドアの波を掴み、10.50ptという驚異的なスコアをマーク!!

「昨日の夜、昨日ケイト(松岡慧斗)が12pt満点を決めてからパイプの波を意識し過ぎて、ヒート中に自分の芯がブレたことに気が付いたんですよ。自分はバックドアのチューブが好きでここの海に通い続けてきたってことを。だからその瞬間をひたすら待ち続けました。」

のちにそうコメントを残してくれた中村昭太。

自分の描き続けてきた想いを強く信じることができたからこその1本だったと言って過言ではないだろう。

この日の朝の時点で中村昭太が3位、松岡慧斗が5位という状況だったことから、日本代表選手たちの最終順位に期待したい!!

 

この日は1ヒート目と2ヒート目に監督も務めながらも選手でもある堀口真平が登場。2ヒート目ではさすがのバックサイドでパイプのチューブを抜けてみせた。Shinpei Horiguchi.

 

日本期待の若手パイプライナー脇田泰地もこの日の2ヒート目に登場。SurflineのWave of The Winterにノミネートされるなど、パイプライナーとしての知名度はすでに世界レベル。しかし、この日はヒートではその本領を発揮できず、となったが、この経験を次に生かし、今後さらに日本を代表するパイプライナーとして活躍してくれるに違いない鬼要チェックサーファー。Taichi Wakita.

 

過去にVOLCOM PIPE PROでは8.93ptを叩き出してその爪痕を残すなど、毎年VOLCOM HOUSEで毎年積み重ねてきた経験とその実力は確かな村上舜。大会を通して自分が思うような波を掴むことができず、無念に違いないが、1/16(水)に行われる予定の大会最終日での最後の1ヒートに賭け、大爆発してくれることに期待!!

1ヒート目にはパイプでのチューブで8.93pt、そして2ヒート目にはバックドアで10.50ptと、この日、神風を巻き起こしてくれたのは中村昭太。昨日の松岡慧斗の今大会最高得点となる12pt満点ライドはもちろん、素晴らしい見せ場を作り出してくれた。この日の朝の時点で3位と、最終結果が楽しみなところ。Shota Nakamura.

 

この日も紙一重ギリギリのソリッドテイクオフからのパイプでのディープチューブを狙ったが、サイズが大き過ぎていい波の数が少ない上、なかなかいいポジションをキープできない手強いコンディションとなったことから、攻め過ぎてメイクできずとなってしまった松岡慧斗。それでも今大会最高得点となる12ptを持っているだけに、この日の朝の時点で5位をキープ。迎える1/16(水)大会最終日での活躍に期待したい!!Keito Matsuoka.

 

>>DA HUI Backdoor Shootoutライブ

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ