Photos by JPSA. Text by colorsmagyoge.

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Kei Kobayashi.  Photo by Masaki Kobayashi.

 

バリのなかでも指折りのワールドレベルなブレイクのひとつである

クラマスを舞台に、日本時間の4/19(火)にファイナルデイを迎え、

無事全スケジュールを終えたJPSA開幕戦”ムラサキプロ”の

ショートボード男子において、カリフォルニア育ちで

世界の注目を浴びる小林桂が見事優勝を飾った!!

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Kei Kobayashi.

 

若干17歳の小林桂といえば、

3月半ばにフロリダのココアビーチで開催されたWSLプロジュニア

”RonJon VANS Junior Pro”において見事自身初となるQS優勝を果たし、

そのことは以前colorsmagからもお伝えさせて頂いた。

今大会に関しては日本国内のプロ公認獲得が主な目的であったようだが、

並み居る世代を超えた日本のトッププロサーファーたちを相手に、

見事な優勝を遂げてしまった今回の結果に

小林桂が秘めたる底力の無限の可能性を感じずにはいられないのは

colorsmagだけではないはずだ。

また、今大会においてもうひとり特筆するべき

注目のサーファーがいるとすれば、若干16歳にしてファイナル進出し、

3位となったバリ育ちのインドネシアと日本によるハイブリッドサーファー、

Rio Waidaこと和井田理央にほかならないだろう。

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Rio Waida.

 

いずれにしても、2015年の大原洋人のUS OPEN優勝の快挙に引き続き、

カノア五十嵐の2016年CT入りをはじめ、

次世代日本人プロの世界での活躍が著しいなか和井田理央を含め、

小林桂の今後の成長とその活躍からますます注目していきたい!

とにもかくにも、小林桂、おめでとう!!

そして今後世界で爆発してくれるに違いない小林桂、

鬼要チェックであります!!!!

また、ショートボード女子ではハワイ育ちの西元エミリ、

橋本恋、宮坂桃子を抑えて大村奈央が見事優勝!!

バリと日本による親善試合では2015年グランドチャンプ仲村拓久未を抑え

親善試合のディフェンディング・チャンピオンである

加藤嵐が見事2連覇を果たした!!

大会結果については下記をご参照ください。

 

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JPSA開幕戦”ムラサキプロ”大会結果

ショートボード男子
優勝 小林桂
2位 大澤伸幸
3位 和井田理央
4位 渡辺寛

ショートボード女子
優勝 大村奈央
2位 西元エミリ
3位 橋本恋
4位 宮坂桃子

親善試合
優勝 加藤嵐
2位 仲村拓久未
3位 西修司
4位 Darmayasa Blerong

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ