Movie & Photo by WSL. Text by colorsmagyoge.


WJCファイナルデイ・ハイライト動画

 

日本時間の1/13(水)。

ポルトガルで開催中の世界最高峰のプロジュニアサーファーを決定する

WJCのファイナルデイが行なわれた!!

この日はMENS、WOMENS共にファイナルまで消化。

WOMENSでは前田マヒナが見事2位入賞を果たした!!

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WOMENS WJC 2016 2nd place, Mahina Maeda(HAW).

 

ファイナルでは対戦相手となった

オーストラリアのIsabella Nichols(AUS)に8.93pt、9.37ptと

2本のエクセレントスコアを叩き出され、

本人としては2位という今回の結果に悔いを残す形となったに

違いないはずだが、今シーズンはWCT入りを目指し、

プロジュニアという枠を超えてさらなる活躍に期待したい!

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また、この日一番最初の第1ヒートとなった

MENSクォーターファイナルのヒート1に出場となった

大原洋人はSoli Bailey(AUS)と対戦。

Soli Baileyが1本目の波で7.33ptのグッドスコアをマークすると、

そのままヒートの流れを掴まれてしまい、

逆転を狙う形となった大原洋人だったが、

最期まで思うようなサーフィンを見せることができず無念にもここで敗退。

今大会を5位という結果でフィニッシュすることとなった。

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今シーズンも昨シーズン同様、

WCT入りを目指してQS10Kを中心に世界を転戦する

大原洋人のさらなる活躍に期待したい!!

 

残る日本人サーファーもMENSではカノア五十嵐のみとなり、

クォーターファイナルのヒート4では、

ラウンド3で10ptを叩き出しているLucas Silveira(BRA)と対戦。

1本目から7.17ptをスコアしたうえ、

3本目の波ではバックアップとなる9.00ptを叩き出しリードを図るも、

Lucas Silveuraが8.40pt、さらには9.20ptで

トータルスコア17.60ptをマーク。

ここにきて逆転されてしまったカノア五十嵐は

さらなる逆転返しを狙って最期までいい波を待つが逆転ならず。

まさかのここで敗退、5位という結果となった。

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MENS WJC 5th place, Kanoa Igarashi(USA).

 

Lucas Sulveuraはこのカノアに勝利した勢いに乗り、

最終的には本イベントで優勝を遂げ、

見事WJC 2016ワールドジュニアチャンプに輝いたのだった。

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WJC 2016 winners, Lucas Sulveura(BRA) & Isabella Nichols(AUS)

 

まさに冷め止むどころか止まるところを知らないブラジリアンストーム。

すでにブラジルの時代に突入していると感じずにはいられない今回の結果となった。

このブラジリアン・ストームの勢いを借り、

2016年はジャパニーズ・タイフーンが巻き起こることに期待しつつ、

お正月返上でこの数日間、日の丸を背負って戦ってくれた

若い日本代表選手たちにこの場を借りて改めて、

興奮と感動をありがとうございました。

Go Japan!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ