Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

五十嵐カノア、あと一歩で3度目のUSオープン制覇の準優勝!

カリフォルニアのハンティントンビーチを舞台に開催されていたCS第4戦”US OPEN of SURFING”は、現地時間の8/2(日)、日本時間の8/3(月)にファイナルデイを迎えた。

注目の本代表選手であり、アメリカ屈指のサーフシティーであるハンティントンビーチの申し子でもある五十嵐カノアは今大会、自身3度目のUS OPEN制覇を射程距離内に収めていた。

クォーターファイナルではパルーのLucca Mesinasを抑え、セミファイナルではGriffin Colapintoに勝利して、4度目のファイナル進出を果たした。

ファイナルではJake Marshallと激戦を繰り広げ、終盤に逆転を狙うも僅かに届かず、トータルスコア14.07ptで準優勝となった。

Kanoa Igarashi. Photo by Tommy Pierucki/WSL.

「地元ハンティントンビーチで、この雰囲気の中で戦えるのは本当に特別なことです。僕はここでバレルの乗り方を学んだ」

と語り、来週はCT第7戦”Outerknown Tahiti Pro”に出場するべく、パリオリンピック会場ともなった世界指折りの危険なチューブで知られるタヒチのチョープーへ向かう予定となっている。

五十嵐カノアのチョープーでの活躍に期待したい!

Go Kanoa!

Go Japan!!!

MENSはJake MarshallがUS OPEN初優勝を果たす!

Jake Marshall. Photo by Tommy Pierucki/WSL.

カリフォルニアはエンシニータス出身の27歳、Jake Marshallはファイナルで五十嵐カノアと対戦。

最後の最後まで逆転を狙い波を掴んだ五十嵐カノアを相手に、トータルスコア14.77ptを叩き出して悲願のUS OPEN初優勝を果たした。

Jake MarshallはCTではファイナル進出未経験ながら5年間トップ選手として活躍してきた実力者。

家族に見守られる中、今回の優勝でCSランキング1位に浮上した。

「本当に信じられないです。兄弟両方がビーチに来てくれていて、夢が叶った気分です。WSLの大会では一度も優勝したことがありませんでした。今年は自分のキャリアの中でも最も厳しいシーズンの一つでした。でも、だからこそこの優勝は本当に大きな意味を持ちます。家族や友人がここにいてくれること、これ以上のことはありません」

と、その喜びを語った。

WOMENS優勝はSierra Kerrがさらう!

Sierra Kerr. Photo by Tommy Pierucki/WSL.

オーストラリア出身の19歳、元CTサーファーJosh Kerrの娘、Sierra Kerrが、自身初となるCS優勝を同じくオーストラリア出身で、現プロジュニア・ワールドチャンピオンであるIsla Huppatzを破って飾った。

ライム病による長期離脱を余儀なくされていたSierra Kerrだけに、今回はそれを乗り越えての劇的な復活勝利となった。

Sierra Kerrは語った。

「今年は本当に一番辛い1年でした。誰にも見せなかった涙や痛み、ベッドから起き上がれない日々が何度もありました。でもとにかく明日にたどり着くこと、それだけです。私の最悪な時期を支えてくれた両親と、この瞬間を分かち合えることが本当に信じられないくらい嬉しいです」

今大会の結果は下記の通り。


レクサス USオープン・オブ・サーフィン WOMENSファイナル
1位 – シエラ・カー(オーストラリア)12.50
2位 – アイラ・フパッツ(オーストラリア)11.90

レクサス USオープン・オブ・サーフィン MENSファイナル
1位 – ジェイク・マーシャル(アメリカ)14.77
2位 – カノア五十嵐(日本)14.07

レクサス USオープン・オブ・サーフィン WOMENSクォーターファイナル
ヒート1:シエラ・カー(オーストラリア)11.57 – ジョアンヌ・デファイ(フランス)9.70 を破る
ヒート2:アイラ・フパッツ(オーストラリア)12.67 – ソフィー・マカロック(オーストラリア)11.40 を破る

レクサス USオープン・オブ・サーフィン MENSセミファイナル
ヒート1:ジェイク・マーシャル(アメリカ)12.70 – ヘイデン・ロジャース(アメリカ)11.27 を破る
ヒート2:カノア五十嵐(日本)12.10 – グリフィン・コラピント(アメリカ)11.57 を破る

レクサス USオープン・オブ・サーフィン MENSクォーターファイナル
ヒート1:ジェイク・マーシャル(アメリカ)14.07 – ガブリエル・クラウスナー(ブラジル)12.20
ヒート2:ヘイデン・ロジャース(アメリカ)14.34 – デイビッド・シウバ(ブラジル)10.60
ヒート3:グリフィン・コラピント(アメリカ)16.00 – マテウス・エルジ(ブラジル)
ヒート4:カノア五十嵐(日本)12.34 – ルッカ・メシナス(ペルー)11.73


こうして今年も無事に幕を閉じたUS OPEN of SURFING。

さらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!

>>WSLオフィシャルサイト

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ