Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

Apple Watchでヒート中の海の中でも自分の状況がリアルタイムで把握できる!?

カリフォルニア時間の6/24(水)、WSLはAppleとのコンテンツシリーズ”Apple at Play”の新たなエピソードを公開した。

この”Apple ata Play”シリーズは、プロスポーツ組織がApple製品やデータを活用してアスリートのパフォーマンス向上や、ファンと競技の距離を縮めるための取り組みの一環として行なわれているもの。

今回の”Apple at Play”最新エピソードでは、WSLのCTに焦点を当て、Appleのテクノロジーがいかにして競技サーフィンの体験に不可欠な要素となったかを描き出したものとなっている。

コンテストの舞台裏の密着、そしてアスリートの視点を通じ、選手たちが競技中にApple Watchをどのように活用しているのか、ヒート後にパフォーマンス・データをどう分析しているか、さらに極めてダイナミックかつ過酷なスポーツ環境において、このテクノロジーがいかに彼らのパフォーマンスを最高潮に引き出しているのかを紹介している。

「私たちはフィールドである海でのアスリートのパフォーマンス向上、そしてファンの観戦体験の充実、サーフィンという競技の発展に尽力しています」

と、WSLのCEOであるRyan Crosbyは述べた。

「AppleとWSLのパートナーシップや、新しい”Apple at Play”シリーズは、私たちがその取り組みを次のレベルへと引き上げている好例です。私たちは常にアスリートのパフォーマンスをより深く理解した上で彼らがそれを披露するための新しい方法を模索しております。競技中に選手がリアルタイムのデータを確認できるようにすることはもちろん、それらの情報を放送に組み込むことに至るまで、Appleとのパートナーシップはファンがより没入感ある形でこのスポーツを観戦体験できるよう後押ししています。」

WSLの放送にApple Watchのデータを統合

2023年にApple WatchはWSLの公式ウェアラブルテクノロジー機器として採用されることとなった。

それ以来、選手たちは競技中にヒートスコア、波の優先権(プライオリティ)、残り時間などのリアルタイム情報を確認できるようになっている。

これらのデータは携帯電話ネットワークを通じて送信され、WSLの採点システムとリアルタイムで同期する専用の”WSL Surfer”というアプリを介して、サーファーの手元にあるApple Watchに直接届けられる。

今年に入り、このデータの活用はさらに一歩進展をみせ、Apple Watchで計測されたパフォーマンス指標が初めてWSLの放送に組み込まれた。

ファンは海上で繰り広げられるアクションについて、かつてないほど詳細な情報を得られるようになった。

放送に導入された新たな指標には、波に乗った際の移動距離、波の速度、そしてアスリートの心拍数などが含まれている。

これにより、視聴者は競技サーフィンにおける身体的なリアリティを、これまで以上に身近に感じることが可能となった。

「ヒート中は、一分一秒が勝負を分けます。Apple Watchに目をやるだけで、自分のスコアや優先権の状況、残り時間を瞬時に把握できるようになったことは、私の競技スタイルを大きく変えました」

と語るのはLakey Peterson。

「私たちは時にビーチから遠く離れた場所で、自然の猛威と戦いながら競技をしています。なので、こうした情報を手元で確認できることは、まさにゲームチェンジャーと言って過言ではないでしょう。今ではファンもそのデータを目にし、私たちがリアルタイムでどのような状況に置かれているかを理解できるようになったことは、本当に素晴らしいことだと思っています」

最新iPhoneでさらにWSLのファンエンゲージメントを強化!?

AppleはWSLとの連携を拡大し、iPhoneを活用してファンエンゲージメントをさらに高める取り組みを開始する予定。

スポーツ界でも特に過酷な環境下において、iPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxを使用し、ソーシャルメディアや放送用のコンテンツを撮影する。

これにより、48MP Fusionカメラや光学ズーム相当の8倍ズームといった、Appleの優れたモバイル写真・動画撮影機能が遺憾なく発揮されることになる。

WSLの長年のパートナーであるAppleは、選手やファンにとっての競技体験を革新する上で重要な役割を果たしてきた。

日本の国内プロ組織がAppleと連携することはあり得なさそうであるが、今後はWSLのCSやQSなどでも”Apple at Play”が取り入れられる可能性はなきにしろあらず。

AIや高性能小型端末が、サーフコンテストにおけるベストな環境を築く上で欠かせなくなる日はそう遠くないかもしれない。

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ