Movie & Photos by APSS. Text by colorsmagyoge.

台湾、屏東県嘉楽水ビーチを会場にAPSSアジアツアー台湾の一環として開催される”THE 2025 PINGTUNG JIALESHUEI INTERNATIONAL SURFING COMPETITION IN TAIWAN(2025年屏東嘉楽水国際サーフィン大会)”は突風の影響を受けた2~4フィートのコンディションとなった10/24(金)にMEN、WOMENSショートボードのセミファイナルとファイナルが行なわれた。

注目の日本代表選手の活躍は、MENSでは塚本勇太が3位入賞を果たした中、WOMENSでは宮坂麻衣子が見事優勝!

じっくりといい波を待ち、強風でヨレた難しい波を深いボトムターンから繰り出されるダイナミックなリップを連発するバックサイドで無敵の強さを魅せつけた。

「優勝できて本当に嬉しいです!」

昨年準優勝で今年は優勝を夢見て臨んだ宮坂は語った。

「ついに成し遂げました!去年とはコンディションが違って波のサイズは大きくなったものの、風が強くて良い波を見つけるのが難しかったです。ファイナルは緊張しましたが、そのおかげで集中力が高まり、より良い判断ができたと思います。波に4本しか乗れませんでしたが、そのうち2本は優勝に必要なスコアを獲得するのに十分な波でした。」

中国・舟山で開催されたAPSS東沙オープン・オブ・サーフィンで優勝したばかりであり、現在APSSのWOMENSショートボード・ランキングの1位のインドネシア代表選手Dhea Natasya Novitasariを抑えての見事な優勝となった。

台湾で価値ある1勝を挙げた宮坂麻衣子、そして3位となった塚本勇太、おめでとう!!


【大会結果】

Women’sショートボード

宮坂麻衣子 Maiko Miyasaka (JPN) – 12.10 pts
Dhea Natasya Novitasari (IDN) – 10.67 pts
Wanyu Chen (TWN) – 8.34 pts
Sugar Shanti Gayen (IND) – 3.47 pts

Men’sショートボード

Dhany Widianto (IDN) – 17.00 pts
Kishore Kumar (IND) – 12.53 pts
塚本勇太 Yuta Tsukamoto (JPN) – 12.37 pts
Babu Sivaraj (IND) – 10.03 pts

イベント情報
屏東県政府の後援のもと、TORSA(台湾海洋レクリエーションスポーツ協会)とASC(アジアサーフィン協同組合)が主催する屏東嘉楽水国際サーフィン大会は、台湾南部で最も長い歴史を持つサーフィンイベント。


>>APSSオフィシャルサイト

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ