
Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.
フィジーのクラウドブレイクで8/27(水)から9/4(木)のうちベスト1日に行なわれるワールドタイトル決定戦

フィジーのクラウドブレイクを舞台に、CT最終ランキングのトップ5名のみが出場可能なワールドタイトル決定戦、CT最終戦”LEXUS WSL FINALS”が現地時間と日本時間の8/27(水)から9/4(木)までのコンテスト期間のうちベストな1日のみで開催される。
これまでカリフォルニアのロウワー・トレッセルズで開催され続け、5年目を迎えた今年は初めて開催地がフィジーに変更されることとなった今大会には、MENSトップ5のYago Dora、Jordy Smith、Griffin Colapinto、Jack Robinson、Italo Ferreira、WOMENSトップ5のMolly Picklum、Gabriela Bryan、Caitlin Simmers、Caroline Marks、Bettylou Sakura Johnsonが出場。
世界9カ国で開催された11大会を通して実力を発揮してきた世界のトップオブトップたちが、ワールドタイトルを賭けて今シーズン最も熱いサーフィンバトルを繰り広げる。
1.WOMENSはここ10年以上で最も若い5名の世界タイトル候補選手が激突!

Molly Picklumは、WSL FINALSの中で唯一、ワールドタイトルを獲得していない選手。
彼女は今シーズン、直近4大会でファイナルに進出し、2大会で優勝するなどキャリア初の世界ランキング1位でシーズンを終えた。
勢いに乗っているMolly Picklumは、ファイナルに組み込まれており、パワフルなサーフィンで今シーズンCTランキング2位に着けているGabriela Bryan、昨年のワールドチャンプCaitlin Simmers、2023年ワールドチャンプCaroline Marks、そしてBetylou Sakura Johnsonを相手に、初のワールドタイトル獲得を狙う。
ここ10年以上で最も若いこの5名の世界タイトル候補選手たちのうち誰が世界一の座に輝くのかに世界の注目が集まる。
2.MENSは5名のうち4名が初のワールドタイトル獲得を狙う

CTランキング1位で今大会に臨むYago Doraは過去10年のMENSワールドタイトルのうち7回を獲得しているサーフィン大国ブラジルが持つ近代世界チャンピオンの伝説に自らの名を加えたいと考えている。
さらにCTランキング2位のJordy Smithは2008年からCTに参加している37歳のCT最年長ベテラン選手で、過去に2度ワールドタイトル準優勝で逃しており、1977年のワールドチャンピオンShaun Tomsonの足跡を辿り、ついに祖国南アフリカにワールドタイトルを取り戻したい渇望している。
しかし、3年連続でWSL FINALSに出場しているカリフォルニアのGriffin Colapinto、さらにWSL FINALS出場4年目となるJack Robinson、そして2019年以来2度目のワールドタイトル獲得を狙うItalo Ferreiraがそんな彼らのワールドタイトル獲得キャンペーンのライバルとして立ちはだかる。
果たして、ワールドタイトルを獲得するのは誰なのか!?
3.大会形式(フォーマット)が一新
5年目を迎えた今回のWSL FINALSでは、昨年とほぼ同じでありながらいくつかの重要な変更が加えられた新しい大会形式(フォーマット)で行なわれる。
例年通り世界ランキング1位のサーファーはタイトルマッチに直接進出可能となっているが、昨年までとは異なる点は、最高で3回戦行なわれるタイトルマッチの第1戦目で勝利すれば、世界タイトルを獲得できるということ。
つまりランキング1位の選手が最初のヒートで優勝できなかった場合は、3ヒート中2ヒート先取制の決勝戦となる。
残りの選手たちは、年間ランキングに基づいてWSL FINALSのトーナメント戦に組み込まれ、2名の選手がそれぞれ10ポイント満点基準の中、2本の波の最高得点を奪取し、合計20ptで競い合う通常通りの伝統的なヒート形式で行われる。
フォーマットが一部一新され、ランキングトップの選手がワールドタイトルを獲得できるチャンスが大きく広がったと言える今回のWSL FINALS。
果たして、CTランキングトップのYago DoraとMolly Picklumは初のワールドタイトルを獲得することができるのか!?
WSLオフィシャルサイトより、LIVE中継をお見逃しなく!!!






