Movie by NAMINORI JAPAN & WSL. Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

Amuro Tsuzuki. Photo by Hannah Anderson/World Surf League.

都筑有夢路、5位入賞!

オーストラリアのニューサウスウェールズ州ニューカッスルのメレウェザー・ビーチを舞台に開催中のCS開幕戦”Burton Automotive Newcastle SURFEST”は、3~4フィートのチューブもありな最高の波に恵まれた現地時間と日本時間の6/8(日)にファイナルデイが行なわれ、MENS、WOMENS共にクォーターファイナルからファイナルまでの全スケジュールを消化。

MENS winner, acob Willcox and WOMENS winner, Francisca Veselko. Photo by Aaron Hughes/World Surf League.

MENSはJacob Wilcox、WOMENSはFrancisca Veselkoが優勝を飾った中、唯一日本代表選手の中でファイナルデイまで勝ち進んでいた注目の都筑有夢路は、クォーターファイナルのヒート2でTeresa Bonvalotを相手に3本目の波でチューブをメイクする素晴らしいライディングを披露したが、チューブから抜けた後のターンでワイプアウトしてしまい、スコアを伸ばすことができず、惜しくもここで敗退。

今大会を5位でフィニッシュすることとなった。

下記は、選手たちのサポートのために現地入りしている波乗りジャパンによるコメント。

「FINALS DAY 都築有夢路がクォーターファイナルのヒート2でポルトガルのTeresa Bonvalot選手と対戦。波数が少なく難しいヒートとなった。お互いにリーフに打ち上がるほどの気迫を見せ合う戦いになった。しかし何個かのミスが結果に響き残念ながらここで敗退し、今大会を5位でフィニッシュすることになった。しかし最後まで今大会を盛り上げ5位という立派な成績を初戦で成し得た事は非常に価値が高い。都築有夢路選手お疲れ様でした。そして応援していただいたNAMINORI JAPANサポーターのみなさんありがとうございました。次戦アフリカでレベルアップした選手のパフォーマンスを期待していてください。GOニッポン」

都筑有夢路は、ラウンドオブ32では8.17ptのエクセレントスコアをマークしてバックアップに7.23ptをまとめてトータススコア15.40ptを叩き出し、さらにラウンドオブ16ではトータルスコア14.06ptをマークしてNoah Klappを倒し、クォーターファイナルへと駒を進めた。

CTと同じレベルのジャッジ基準の中で行なわれた今回のCS開幕戦において、これだけエクセレントスコアやグッドスコアを連発できる彼女の実力は、再びCTサーファーとして返り咲くことができる可能性を大いに感じさせてくれた。

【ラウンドオブ32ハイライト by 波乗りジャパン】

【ラウンドオブ16ハイライト by 波乗りジャパン】

そんな都筑有夢路は、自身のインスタグラムを通して下記のようにコメント。

「Finished 5th at the first CS even !!たくさんの応援本当にありがとうございました。悔しさもあるけど、それ以上に楽しくて学びの多いイベントでした。次に向けてまたがんばります!Thank you so much for all the love and support.I had so much fun and learned a lot. Can’t wait for the next one!」

今シーズンのCSに出場している男女総勢14名の日本代表選手たち。

都筑有夢路以外はラウンドオブ32で3位敗退となった野中美波と大原洋人が17位、4位敗退となった佐藤季、都築虹帆、伊東李安琉、西慶司郎が25位という結果となった。

都筑有夢路の5位という結果は、他の選手たちにポジディブなパワーを与えたに違いないだろう。

迎えるCS第2戦は、南アフリカのバリトーを舞台に現地時間の6/30(月)から7/6(日)までを開催期間とする”Balito Pro”。

日本代表選手たちがそこでさらなる活躍を魅せてくれることに期待したい!!

Go Japan!!!

>>WSLオフィシャルサイト

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ