Text by colorsmagyoge.

 

カリフォルニアのハンティントンビーチで開催されたISA World Surfing Gamesで五十嵐カノアが見事優勝を飾り、自身初となるISAにおける金メダルと共にパリオリンピックの日本人出場枠を1名分を獲得した!!

今回の五十嵐カノアの優勝によって、他の男子日本代表選手であの村上舜と上山キアヌの成績との合計ポイントにおいて日本代表チームが男子部門の国別ランキング1位となり、現時点での日本の2024パリオリンピック出場枠は男子3名、女子2名となった。

注目のファイナルでは和井田理央、Jackson Baker、Guilherme Fonsecaとの対戦となり、ヒート前半からバックサイド・エアリバースからインサイドでソリッドなフィニッシュを決めるライディングを連発して6.17pt、7.83ptで流れを掴むと、5本目には高さのあるバーティカルなフロントサイド・エアリバースで8.13ptをマーク!

ヒート終了間際に和井田理央が追い上げを見せたものの、終始1位のポジションをキープしたまま、相手に付け入る隙を与えない形でダントツの優勝を決めた!!

おめでとう!!

 

パリオリンピックのサーフィン出場枠は男女各24名となっており、各国や地域における上限は2名ずつ。

今回の自身初のISA金メダルを獲得したことで、村上舜や上山キアヌとの合計成績において男子国別1位となり、パリオリンピックにおける日本の男子出場枠を1名分追加で得ることにも成功した。

WSLではCTランキング5位でフィニッシュを飾り、今大会では見事世界一となった五十嵐カノアはもちろん、そんな彼をチームメイトとしてこの世界戦を戦い抜き、素晴らしい経験を積んだ日本代表選手たちの今後のさらなる成長と活躍からますます目が離せない!!

Go Japan!!!

 

>>ISAオフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ