Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

南アフリカのJ-BAYを舞台に開催されていたCT第9戦”Corona Open J-BAY”は現地時間と日本時間の7/15(金)にファイナルデイを迎え、MENSのクォーターファイナルからファイナル、WOMENSのセミファイナルからファイナルまでの全スケジュールを終えた。

注目の日本人選手たちの活躍は、五十嵐カノアが3位、Connor O’learyが5位でフィニッシュ。

MENSはCT初勝利を挙げる形となったEthan Ewing、WOMENSはTatiana Weston-Webbが優勝を飾った。

Ethan Ewing.

 


Tatiana Weston-Webb.

 

クォーターファイナルのヒート2では五十嵐カノアがワールドチャンプItalo Ferreiraと対戦。ヒート中にリーシュコードが切れてしまうハプニングに見舞われた五十嵐カノアだったが、沖に戻って掴んだ波で8.33ptを叩き出して見事に逆転!エクセレントスコアにエクセレントスコアを重ねる非常にハイレベルな戦いを制してラウンドアップを果たした。

 

セミファイナルのヒート1でJack Robinsonと対戦した五十嵐カノア。ワールドチャンプ決定戦となるWSL FINALS出場可能なCTランキングトップ5に食い込むためにも、ここでもさらなる快進撃に期待が掛かったが、絶好調なJack Robinsonの勢いを止めることができず、ここで敗退。3位という結果で今大会を終えた。今大会の結果により五十嵐カノアはCTランキング6位のポジションとランクアップならず。タヒチのチョープーを舞台に現地時間の8/11(木)よりコンテスト期間に突入するCT第10戦”Outerknown Tahiti Pro”での勝負の行方から目が離せない状況となっている。

 

クォーターファイナルのヒート3ではConnor O’laeryがYago Doraと対戦。パワフルかつリスキーなリッピングとドライブの効いたターンを武器にここまで勝ち進んできたConnor O’learyだったが、Yago Doraの異次元エアに太刀打ちすることができず、今大会を9位でフィニッシュとなった。しかし、今大会の結果によりCTランキング9位へとジャンプアップ。五十嵐カノアと共にCT第10戦での活躍に期待がかかる。

 

今シーズンのCTも残るは最終戦となるCT1第10戦のみ。

果たして、五十嵐カノアはランキングトップ5に食い込み、WSL FINALSに出場することができるのか!?

Go Kanoa!!!

Go Japan!!!!!

CT第10戦”Outerknown Tahiti Pro”をお見逃しなく!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ