南アフリカのバリトーを会場にいよいよスタートとなったCS第3戦”Balito Pro”は日本時間の7/4(月)にコンテストDAY1が行なわれ、MENSラウンドオブ96のヒート16までを消化。

潮が引いてきてようやく割れ出した程度の胸前後のパワーのない小振りなコンディションの中、ヒート1ではEzekiel Lau、Daniel Emslieと脇田泰地、上山キアヌが対戦。

元CTサーファーEzekiel Lauが前半からリードを測る中、後半に追い上げた脇田泰地が2位でラウンドアップを果たした。

 

続くヒート2では稲葉玲王とJoshua Moniz、Slade Prestwich、Keali Vaastが対戦。

ハイスコアにつながるポテンシャルの高い波が少なく、どの選手も苦戦を強いられる中、4本目に3.77pt、7本目に4.90ptをまとめた稲葉玲王が2位でラウンドオブ48へと駒を進めた。

 

また、ASIA OPENのファイナルで負った怪我から復帰を遂げての出場となった村上舜はヒート9に登場。

その活躍に期待がかかったが、まだ怪我の状態が完治できていないのか、逆転の可能性のあった波を掴んだもののフィニッシュの1発でインコンプリートとなり、スコアを伸ばし切ることができず、惜しくも敗退となってしまった。

アスリートに怪我は付き物であるが、昨年はCS後半戦までCT入り可能性を秘めて盛り上げてくれたほど十分世界に通用するスキルを持つ村上舜の、一日でも早い完全復活を願うばかりである。

その思いを胸に、次回のCS戦となるUS OPENでの快進撃に期待したい!!

さらに続くヒート10ではインドネシアと日本のハイブリッド・サーファー和井田理央が、先日ブラジルで開催されたCTにワイルドカードで出場し、驚愕のエアリバース2発でエクセレントスコアをマークして五十嵐カノアを倒したMateus Herdyを2位に抑えて1位でラウンドオブ48へ進出。

 

続くヒート11では、カリフォルニア屈指のサーフタウン、サンクレメンテをホームとし、アメリカ代表としてCS参戦を果たしている日本人プロサーファー小林桂が1位でラウンドアップを果たした!

 

迎えるラウンドオブ48ではヒート2でCTサーファーImaikalani deVault、期待の若手Brondi Saleと稲葉玲王、脇田泰地が同じヒートに組み込まれている。

 

ヒート5では和井田理央がJoao Chianca、Josh Burke、Vasco Ribeiroと対戦予定。

 

さらに続くヒート6では小林桂がLuke thompson、Mateus Herdy、Santiago Munizと対戦予定となっている。

 

日本時間の13:30にネクストコールが発表予定となっており、コンディションが十分であればコンテストDAY2がスタートすることが予想される。

日本人選手たちのさらなる活躍に期待したい!!

Go Japan!!!

LIVEをお見逃しなく!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ