Photo by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのマンリービーチを会場に、現地時間と日本時間の3/9(月)よりスタートを切ったQSCS”Sydney Surf Pro”は、ラウンド1からラウンド2のヒート10までを消化。

2019年までのQS10000となる本ビッグイベントには、2019年QSランキングの高かった稲葉玲王と大原洋人に加え、ワイルドカードを得た村上舜の3名のみが参戦。

頭前後のトリッキーなビーチブレイクを舞台に、稲葉玲王、大原洋人、村上舜の3名全員が見事ラウンド3へと駒を進め、好調な滑り出しをみせた!!

ラウンド2のヒート3でMarco Giorgi、Morgan Cibilic、Dakoda Waltersと対戦した稲葉玲王は、持ち味であるパワフルなサーフィンで5点代のグッドスコアを2本まとめ、2位でラウンド3へと進出。迎えるラウンド3のヒート1ではCharly Martin、Liam O’Brien、元CTサーファーMitch Crewsと対戦予定。

 

 

ラウンド2のヒート8に出場の大原洋人は、CTサーファーのGriffin ColapintoとJohn Mel、Joao Chiancaと対戦。形のいいグーフィーの波に狙いを定め、2本目に6.13pt、3本目に6.83ptをスコアしてトータルスコア12.96ptをマークし、見事CTサーファーGriffin Colapintoを抑えて1位でラウンドアップを果たした!迎えるラウンド3のヒート4ではMichael Rodrigues、元CTサーファーのRicard ChristieとJadson Andreと対戦予定となっている。

 

 

今回ワイルドカードを得て出場を果たした村上舜は、ラウンド1のヒート3でTristan GuilbaudとKade Matsonを抑えて2位でラウンドアップを果たすと、ラウンド2のヒート9ではEvan GeiselmanとAlex Ribeiro、Billy Stairmandと対戦。中盤にフロントサイドで6.40pt、バックサイドで6.80ptをまとめて一気にトップに躍り出ると6本目の波では余裕のビッグエアリバースをメイクして各国のトップ選手を抑えて見事1位でラウンド3進出を果たした!

 

LIVEを見逃した方はWSLオフィシャルサイト内のコンテスト特設ページより各ヒートのリプレイをチェックすることが可能!

同時開催中のWOMENS QSCSでラウンド3進出中の前田マヒナと共に、日本人選手たちのさらなる快進撃に期待したい!!

Go Japan!!

 

>>WSLオフィシャルサイト

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ