Movie by ISA. Photos by Motoko Kumagai. Text by colorsmagyoge.

 

宮崎の木崎浜を会場に開催中のISA World Surfing Gamesは、9/10(火)にコンテストDAY4を迎え、OPEN WOMENSのファイナルまでと、OPEN MENのラウンド1のヒート28までを消化。

注目の日本人選手の活躍はラウンド1のヒート13に出場の五十嵐カノアとヒート21に出場の大原洋人が共に1位でラウンド2へ進出を果たした!


ビーチを埋め尽くすほど多くのギャラリーを集めた五十嵐カノアはぶっちぎりのサーフィンを魅せて見事1位でラウンド2へ。あまりのギャラリーの数に改めてその人気と期待度の高さを痛感させられた。Kanoa Igarashi.

 


ヒート開始早々から先制攻撃を仕掛け、バックサイドで6pt台のグッドスコアを2本まとめて余裕の1位でラウンドアップを果たした大原洋人。今大会に対する意気込みは十分。さらなる快進撃に期待したい!!Hiroto Ohhara.

 

迎えるラウンド2ではヒート7で五十嵐カノアがLenni Jensen、Noe Mar McGonagle、Tom Boelsmaと対戦。

 

大原洋人はヒート11でDylan Groen、Carlos Munoz、Pepijn Tiggesと対戦予定となっている。

 

また、この日行われなかったラウンド1のヒート28には村上舜が登場!

Michael Zaugg、Kian Martinと対戦予定となっており、コンテストDAY5となる9/11(水)のスケジュールが、国別チームリレー戦Aloha Cupの予選からスタート予定となっていることから、それが終わったお昼前後には村上舜のヒートが行なわれることが予想される。

日本代表選手たちのさらなる快進撃に期待したい!!

 

また、OPEN MENのラウンド1が行なわれる前には、OPEN WOMENSのメインラウンド6とリパチャージラウンド8から10までを消化。

ワールドチャンプStephanie Gilmoreをはじめ、金メダリストSally Fitzgibbons、Caroline Marks、Tatiana Weston-Webb、Courtney Conlogue、Nikki van DujkといったCTサーファーたちが次々と敗退していく中、ファイナルはリパチャージラウンドを勝ち上がったワールドチャンプCarissa Mooreに加えて、CTサーファーのBianca Buitendag、元CTサーファーSofia MulanovichとSilvana Limaの4名による戦い。


Above : Caroline Marks. Below : Stephanie Gilmore.


Sally Fitzgibbons.

 


Tatiana Weston-Webb.

 

サイズダウンしたものの、形のAフレームの胸肩サイズのライダブルな波に恵まれた中で行なわれたファイナルでは、途中でリーシュコードが切れてしまうというアクシデントに見舞われながらも、その逆境をバネに素晴らしいバックサイドサーフィンを魅せてトータルスコア13.80ptをマークしたSofia Mulanovichが見事優勝を果たし、金メダルを獲得した!

おめでとう!!


ISA WSG 2019 OPEN WOMEN Goldmedalist, Sofia Mulanovich.

 


2nd, Silvana Lima.

 


3rd, Bianca Buitendag.

 


4th, Carissa Moore.

 

下に掲載させて頂いたのは、コンテストDAY5となる9/11(水)のスケジュール。

 

また、OPEN WOMENはファイナルまでが無事終了となったため、正式な順位も発表。

日本の松田詩野は15位、前田マヒナは21位、脇田沙良は44位という結果となった。

 

果たして、迎えるコンテストDAY5はどんなドラマが繰り広げられるのか!?

五十嵐カノア、大原洋人、村上舜の活躍に期待したい!!

Go Japan!!

LIVEをお見逃しなく!!

 

>>ISA World Surfing Games 2019オフィシャルサイト

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ