
2018年と2019年はMENSとWOMENS共にCT、QS10000、Pro Junior、BWT(ビッグ・ウェイブ・ツアー)の4カテゴリーはFacebookでしかライブ観戦不可能に!?
WSLとFaebookが2018年と2019年のライブ中継を独占配信する2年契約を3000万ドルで結んだことが日本時間の1/25(金)に正式発表された。
この契約により、上記4カテゴリーのライブに関してはFacebookのみで配信されることとなる。
2017年にFacebook上でWSLのイベントを視聴した人はおよそ1400万人に及んだ。
この実績を踏まえ、WSLのCEO、Sophie Goldschmidtは今後も無料LIVE配信は変わらないとした上で、「独占配信することによりFacebook上でのサーフィンやWSLの価値が上がる」とコメント。
イベント期間自体が10~12日間あり、波という気象条件が大きく関係するサーフ・コンテストの中継にはリアルタイム性が重要なことから、WSLはあらゆるデバイスを用いてFacebook経由でイベントが始まったことをより多くの人に通知することが可能となる。
また現在のところアメリカのみで閲覧可能となっているFacebook Watchという動画プラットフォームは2018年には追加プログラム改修が予定されており、その際にWSL側はFacebookに対し、現在WSLが各週ごとのハイライトを振り返るダイジェスト動画を公開するために設けているFBページ”WSL Surfing Sunday”のような機能とコーナーの追加を要請中。
2020年東京オリンピックでの正式種目化が決定となり、今後成長する市場としてスポーツビジネス界から注目を浴びているサーフィン。
今回のFacebookとの独占配信契約を報告するWSLのインスタグラムの投稿には、Facebookアカウントを保有することがライブ観戦するための必須条件となることに対して、多くユーザーたちから否定的なコメントが書き込まれているが、2年間でおよそ33億円の契約金に加え、一瞬にして世界中に情報配信できる劇的なプロモーション力を持つFacebookとの今回の提携が、さらなるサーフィンの発展につながる第一歩となることを願うばかりである。
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