Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

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Kanoa Igarashi.

 

 

現地時間と日本時間の3/15(火)。

前日に比べて少しサイズダウンした頭前後のグッドコンディションとなった

オーストラリアのスナッパーロックスを会場に

WSL MENS CT開幕戦”QUIKSILVER PRO”ラウンド4と

ラウンド5の全ヒートに加え、WOMENS CT”ROXY PRO”の

クォーターファイナルの全ヒートが無事終了となった。

アメリカ育ちの日本人サーファー、カノア五十嵐は

ラウンド4のヒート4でJohn John Florence(USA)、

Stuart Kennedy(AUS)と対戦するも、

海とのリズムを合わせることができず、

トータルスコア4.74ptで3位となってしまい、

敗者復活戦とも言うべきラウンド5へ。

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ラウンド5ではヒート3でAceことAdrian Buchan(AUS)との一騎打ちとなり、

2本目の波で6.00ptをマークするもバックアップとなる

もう1本の波をスコアすることができず、逆転に必要なスコア16.05ptという

コンビネーションに追い込まれ、悔しくもその快進撃もここまでとなった。


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しかし、世界最高峰のCT開幕戦において見事ベスト12名まで勝ち残り、

9位入賞を果たした今回の結果を糧に、若干18歳のルーキーカノア五十嵐が

今後さらに成長していくことは間違い無いだろう。

いずれにしても世界に通用する力を充分に証明し、

日本のサーフィン界の明るい未来を感じさせてくれた今回の活躍となった!!

これからもGo Kanoa!!!

 

この日のcolorsmag的エピックなできごとといえば、

ラウンド2でKelly Slater(USA)を、ラウンド3でMick Fanning(AUS)といった

ワールドチャンプ2名を破ったオーストラリアはレノックスヘッズ出身の

ダークホースStuart Kennedy(AUS)がラウンド5で

今大会では絶好調だったSebastian Zeitz(HAW)を相手に

見事9.00ptライドを決め、その勢いに歯止めをかけたこと。


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クォーターファイナル進出を果たしたStuart Kennedyは、

ヒート4でJohn John Florence(USA)と対戦予定。

注目のヒートとなっている!!

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コンディションが充分であれば、

日本時間の3/16(水)にコンテストDAY6が行われ、

MENS CT”QUIKSILVER PRO”はクォーターファイナルより、

WOMENS CT“ROXY PRO”の方はセミファイナルからスタートする予定。

いよいよ終盤を迎えたCT開幕戦、MENS、WOMENS共に

その勝負に行方からますます目が離せなくなってきた!

LIVEをお見逃しなく!!!

 

>>WSLオフィシャルサイト/ LIVE中継

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ