Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.

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日本時間の12/7(月)にハワイはマウイ島の

世界的ビッグウェイブ・スポット、”ジョーズ”ことPe’ahi(ピアヒ)の

40-60ftというエクストリーム・コンディションで開催された

WSL主催のビッグウェイブ・ワールドツアー、

BWT第4戦”Pe’ahi Challenge”!!

世界中が注目した本イベントにおいては、

ロコボーイのひとりであるBilly Kemperが見事優勝を果たしたことは

colorsmagでも速報としてお伝えさせて頂いたが、

今回ここでは、その”Pe’ahi Challenge”のセマイ・ファイナルの

ヒート2で巻き起こったレスキューのジェットスキーが

巨大なホワイトウォーターに飲み込まれる衝撃的な映像をお届け!

ちなみに、ジェットスキーに引っ張られている選手は、

HURLEYにサポートされるSUPワールドチャンプで

世界的なビッグウェイブ・サーファーでもあるKai Lennyであります。

実際にジェットスキーの排気量は1000cc以下の場合、

2、3人乗れば70~90km/h、

1500ccやスーパーチャージャーであれば100km/hは軽く出ると言われている。

ということは、Pe’ahiのホワイトウォーターの時速は100km/h前後、

もしくはそれ以上のスピードと言って過言ではなく、

それが目の前に迫ってくることを想像するだけで、

全身粉砕され、数10秒、もしくは体感的に永遠に感じるほど

長い時間波に飲まれることは

安易に想像できる恐ろしい状態ということが分析できる。

サーフボード、ライフジャケット、ジェットスキーをはじめとした

イクイップメントの技術が発達したことにより、

かつては人間が立ち入ってはならなかった領域にも

とうとう足を踏み入れ始めた現代のビッグウェイブ・サーフシーン。

まさにこれは海の神、ポセイドンの怒りか否か!?

衝撃的な本作品をじっくりとお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ