ブラジルで開催中のCT第4戦”Oi Rio Pro”のコンテストDAY4が現地時間の5/15(火)に無事終了となった。

MENSラウンド2からラウンド3までが消化されたこの日、注目の日本代表選手であるカノア五十嵐はラウンド2のヒート12で唐沢明美プロの息子であるConnor O’Leary(AUS)と対戦。

2本目の波でビッグフローターを交えたライディングで4.57ptをマークしたカノアは、さらに5本目の波でチューブをメイクして6.00ptをスコア!

一方のConnor O’Learyはなかなかスコアを伸ばせず、逆転に必要なスコア5.14ptのところまで詰め寄るが、ラストウェイブで5.03ptとあと一歩及ばず。

途中でフィンが壊れてバックアップボードを取りに一度ビーチに戻るというハプニングに見舞われつつも、見事カノア五十嵐がラウンドアップを決めた!!

 

迎えたラウンド3のヒート5ではカリフォルニアの大型ルーキーGriffin Colapinto(USA)と対戦。

積極的に波を掴むGriffin Colapintoに対してプライオリティーを持ってじっくりといい波を待つカノア五十嵐。

若干リードを図られつつも、3本目に掴んだセットの波でカノアがチューブ、カッドバックからのクローズセクションに対するリエントリーを決めると、これが7.67ptのハイスコアをマーク!

ここで1位に躍り出たカノアは一気にヒートの流れを掴み、5本目の波ではカットバックとリエントリーを交えたライディングで5.17ptとバックアップをまとめる。

逆転を狙うGriffin Colapintoも8本目の波で高さのあるテールハイ・エアリバースをメイクして7.40ptをマークするが逆転には至らず、見事カノア五十嵐がラウンド4進出を果たした!

 

 

クォーターファイナル進出を懸けたラウンド4ではヒート2でKolohe Andino(USA)、Julian Wilson(AUS)と対戦予定。

 

チューブあり、バックウォッシュもあり、サイズもありで変化に富んだ予測しづらいトリッキーかつ手強いビーチブレイクでも本領を発揮する力を持つカノア五十嵐のさらなる快進撃に期待したい!!

 

さらに要チェックなのはラウンド3のヒート12で2×ワールドチャンプのJohn John Florenceが魅せたフロントサイドのエアリバース1発でマークした9.80pt!

バーティカルな3D縦回転にも関わらずノーグラブで、かつランディング・ポジションもパワフルなクローズアウトセクションと、思わず歓声を上げずにはいられない1本となった!

下に掲載させて頂いたWSLオフィシャルYou Tube映像にある1本目の8.00ptとなったフロントサイド・フルローテーションエアも凄いですが、2本目に出てくる9.80ptはまさに驚愕の1発となっております。

要チェック!!

 

ブラジルとの時差は日本時間よりマイナス12時間。

日本時間の5/16(水)の18:45分にはネクストコールが発表され、波のコンディションが十分であればコンテストがスタートとなる。

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

Go Japan!!!

Go Kanoa!!!!!

>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ