日本屈指のサーフシティーとして日本中のサーファーたちに知られる千葉県鴨川。

今、その鴨川の緑豊かな丘陵地に、事業地約250㏊、森林伐採面積約150㏊、約37万本の樹木を伐採し、約40万枚のソーラーパネルを設置するという全国でも類をみない超大型のメガソーラー建設が計画されている。

しかもこのメガソーラー計画は、2021年4月に改正された千葉県林地開発許可審査基準の基準に反する改訂以前のFIT法による買取価格、破格の1キロワット36円を維持したまま(年間40億円、20年間保証)、旧審査基準の林地開発計画で事業再開の準備が進められており、先述した通り森林伐採面積約150㏊、約37万本の樹木を伐採するだけにとどまらず、さらに谷を埋めて平地にするために山々を最大60m削って最大80m盛土(土砂の移動量は1300万㎥あまり。10tダンプで220万台分)する造成工事計画となっている。

電気代が高騰している懸念はあるものの、電力は十分足りている現在の日本。

なぜ神聖なる山をひっくり返し、全ての谷を埋めて平らにしてまでこのメガソーラーを設置する必要があるのか!?

いったい誰が得をするのか!?

線状降水帯が年々深刻化する今、メガソーラー計画の対象地は非常にもろい土質と言われる強風化軟岩が多いため、近隣住民は土砂災害のリスクにさらされることは必至。

生態系への悪影響も含め、周辺環境に及ぼす影響は計り知れない。

現在この理不尽な計画の認定取り消しを経済産業大臣に求めるべく、cange.orgでオンライン署名活動を実施中。

鴨川の美しい自然、そして日本を守るためにも、下記よりさらなる詳細をご確認のうえ著名、1人でも多くの方達に拡散して頂けたら幸いであります。

https://www.change.org/p/改正後基準では不適格のメガソーラー開発を見逃して良いのか-山間地では日本最大級のメガソーラー-千葉-鴨川-の認定取り消しを経済産業大臣に求めます?redirect_reason=guest_user

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ