Movie & Photos by ISA. Text by colorsmagyoge.

チーム戦のAloha Cupは2017年以来に波乗りジャパンが優勝!!国別ランキングでは銅メダルを獲得する!!


ブラジルのリオデジャネイロで開催されていた”ISA World Junior Surfing Championship (WJSC)2023″は、現地時間の12/2(土)にファイナルデイを迎え、チーム戦のAloha Cupと閉会式が行なわれた。

ISAを象徴するイベントであるチーム戦のAloha Cupは前回のISA WJSCの上位8ヵ国が参加可能で、各チーム男女2名ずつの合計4名が、45分間のヒートの中でリレー方式で波をキャッチしていき、ベスト2ウェーブの合計スコアで勝敗を争うというもの。

Ikko Watanabe.
Mirai Ikeda.

波乗りジャパンは18歳以下女子Girls U-18で日本人女性初の金メダリストとなった松岡亜音、18歳以下男子Boys U-18で銅メダリストとなった岩見天獅、2022年の16歳以下女子Girls U-16銅メダリストの池田未来、そして渡邉壱孔という最強メンバーを選抜。

今年も白熱した戦いが繰り広げられた中、ファイナルはスペイン、日本、オーストラリア、ハワイの4チームによって行なわれ、第一走者の渡邉壱孔がヒートの初動で決めた8.00ptのエクセレントスコアで流れを掴み、さらにハイエストスコアとなる9.17ptをマークしていたオーストラリアのHarley WalterがスペインのHans Odoriozoraに対してインターフェアを犯したことも手伝い、見事2017年以来に波乗りジャパンが優勝を勝ち獲った!!

Tenshi Iwami.

「この勝利は本当にうれしいです」と松岡亜音は語った。 「アロハカップに参加するのは初めてでしたが、波が小さくて日本っぽい感じがしました。私たちはこの幸せを皆さん、そして日本人と分かち合いたいと思っています。」


こうして無事に幕を閉じたISA WJSC 2023。

松岡亜音がGirls U-18で金メダル、岩見天獅がBoys U-18で銅メダル、そして国別ランキングでは銅メダルと素晴らしい結果を残してくれた波乗りジャパンの選手やスタッフ全員に、この場を借りて改めまして、感動をありがとうございました。



>>ISAオフィシャルサイト




yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ