1963年から活動を開始した西浜SLSCは、長年にわたり毎年夏のあいだ水難救助活動を行ってきた日本でもっとも伝統のあるライフセービング団体。発足当時より定期的なビーチクリーンを行ってきたその活動が認められ、2012年には緑綬褒章を受賞。継続的に海岸美化の啓蒙に励んでいる。BILLABONGはこれからも西浜SLSCとタッグを組んで、かけがえのないみんなの海をきれいにするために力を注ぐ。

 

去る7/17(日)。

BILLABONG STORE湘南を開店した2002年以来、日本のビーチカルチャー、そしてサーフカルチャーの発信地である湘南・江ノ島の海をフィールドとする者同士として、西浜SLSCと親睦を深めてきたBILLABONGが、本格的なサマーシーズンの到来を目前にオーシャンクリーンを開催した。

当日は子どもから大人まで総勢80名ほどの参加者と共に松岡慧斗、中村拓久未、鈴木仁、安室丈、古川海夕、小笠原由織、矢作紋乃丞、高井汰朗、近藤義忠といったBILLABONG JAPANのライダーたちと、浜地沙羅さん、上野凌さん、園田俊さんといった日本を代表するライフセーバーたちがオーシャンクリーンに参加。

パドルボードやサーフボードを使わないと行くことが困難な江ノ島の磯場で海洋ゴミを拾う清掃活動を行なった。

 

西浜SLSC環境イベント委員会委員長の新井大介さん。西浜SLSCの声がけをきっかけに今回の合同オーシャンクリーンは実現した。「ライフセービングは海岸での認知度は高いのですが、一般的にまだまだ広がりがない。だから同じ海を活動拠点にしているサーファーをはじめ、マリンスポーツをやっている方々との横のつながりを増やしていこうと考えました。そこで協力関係にあったBILLABONGとともにアクションを起こし、発信していこうと思ったんです」

 

かながわ海岸美化財団主催の海岸清掃に参加するボランティアの人数は、2020年と2021年をくらべると286名から1412名へと大幅に増加。

このデータからも地球環境への意識の高まりと共に、ビーチクリーンが活発化していることがうかがえる。

たしかにビーチを見ていると、以前よりもゴミが少なくきれいな印象だが、西浜SLSCが年2回行っている江ノ島でのオーシャンクリーンでは依然としてゴミの量が多く、よい変化を感じれていないという。

実際に片瀬西浜から20〜30分ほどかけてパドルアウトし、江ノ島の磯場に到着してみると、そこには驚くほど大量のゴミがあった。

ペットボトルや空き缶、スーパーのカゴにパイロン、得体のしれない工業部品などありとあらゆる種類のゴミが大量に漂着していた。

 

気軽に足を運べるビーチはきれいになりつつあるが、すぐ近くにはまだまだ多くの海洋ゴミが散乱していることを改めて実感させられることとなった。

そんな現状を目の当たりにした参加メンバーたちは、ゴミをなるべく出さない暮らしを送ること、けっしてポイ捨てしないことの大切さを改めて心に刻んだ。

いつまでも、みんながきれいな海で楽しい時間を過ごせるように。

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ