NEWCASTLE, AUS - APRIL 1: Kanoa Igarashi of Japan surfing in Heat 1 of Round 1 of the Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona on April 1, 2021 in Newcastle, Australia.(Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

Movie & Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

オーストラリアのニューカッスルを舞台にいよいよスタートとなったCT第2戦”RIP CURL NEWCASTLE CUP”は、現地時間と日本時間の4/1(木)に無事にDAY1が終了。

オンショアの影響を受けた胸肩前後のトリッキーなコンディションの中、MENS、WOMENS共にラウンド1となるシーディングラウンド1の全ヒートが消化された。

注目の五十嵐カノアはヒート1でConner CoffinとDavid Silvaと対戦となり、インサイドまで張ってくるポテンシャルの高い波を掴むことができず苦戦を強いられたものの、なんとかスコアをまとめていいセットを掴んだDavid Silvaに次いで2位のポジションをキープ。

ラウンド3となるラウンドオブ32のヒート11へと駒を進めた。

 

さらにプアなコンディションとなったこの日、会場であるニューカッスルをホームとするRyan Callinanがハイエスト・トータルスコアとなる15.26ptをマーク!!

ローカルナレッジを活かし、パワフルかつソリッドなバックサイドターンでずば抜けたパフォーマンスを披露した。

Ryan Callinan.

 

注目のスーパーサーフスターJohn John Florenceは、このスモールコンディションを攻略するべくカーボンファイバー製のボードを使用。

世界トップが集まるこのハイレベルな戦いの中、他の選手たちよりもひと伸びもふた伸びもあるドライヴィーかつ切れ味鋭いターンを連発し、Ryan Callinanに次ぐトータルスコア14.56ptを叩き出して余裕のラウンドオブ32進出を決めた。

John John Florence.

 

続いて行われたWOMENSでは、occyことMark Occhilupoを彷彿とさせる波を破壊するかのような重量級のバックサイド・ターンをみせたCaroline MarksがMENSも含めたこの日のハイエスト・シングルスコアとなる8.00ptをマーク!!

Caroline Marks.

 

さらにCarissa MooreとStephanie Gilmoreといったワールドチャンプ2名も、波のコンディションを問わないハイパフィーマンスぶりをみせ、ラウンドオブ32進出を果たした。

Stephanie Gilmore.

 

迎えるコンテストDAY2は、日本時間の4/2(金)午前5:15にネクストコールが発表となり、コンディションが十分であれば午前5:35よりヒートが開始される予定。

コロナ渦の中、いよいよ開幕となった世界最高峰のサーフリーグ、果たしてCT第2戦”RIP CURL NEWCASTLE CUP”を制するのは誰なのか!?

お見逃しなく!!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ