f/s Barrel by Bunta Terada.

Photos by Yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

東京オリンピック会場整備の工事着工のため、しばらくのあいだ立ち入り禁止となる志田下。

日本一のサーフィン道場として深い歴史を刻み、そしてこれからもその歴史を刻み続けるここを舞台に、立ち入り禁止前日となる2/28(日)に繰り広げられた最後ではないけどある意味最後のセッションをyasushi photosのショットの数々と共にここにお届け!!

全米チャンプというすでに日本国内の枠を飛び越えたワールドワイドな肩書を持つ次世代プロサーファー岩見天獅。そんな彼は若くしてすでにここサーフィン道場の波が、世界で戦える実力を身につけるのに充分であることを証明した生き字引のひとり。しばらく立ち入り禁止となることを惜しむかのように志田下の波を乗り尽くした。Tenshi Iwami.

 

トッププロサーファーになる夢を掴み取るべく、関西エリアから志田下のある千葉エリアに拠点を移した寺田文太。東京オリンピックの会場であること以上に、日本のサーフィン道場として他にはない刺激的な環境であることが、志田下ならではの魅力。Bunta Terada.

 

父であり、colorsmagでもお馴染みの日本を代表するサーフフォグらファー&フィルマーでもあるyasushi photosと共に、ホーム伊勢から千葉エリアに拠点を移して数年で、日本のトッププロの座とプロジュニアチャンプを勝ち取った村田嵐。この記事でお伝えさせて頂いている映像の方は、彼のYoutubeチャンネルからドロップされているので、そちらの方もチェック!!Arashi Murata.

 

バリ育ちで千葉に拠点を持つ石井テンシ。バリという世界トップレベルのハイクオリティーな波質で身につけたそのスキルは、同世代のみならず世代を超えてトップの中のトップたちが集まるここ志田下でしか受けられない刺激によりさらに覚醒し、急激なる進化を遂げていくに違いない。Tenshi Ishi.

 

注目の千葉ロコボーイ、河野真ノ彩。朝一や放課後に海に行けば、いつも身近にトッププロサーファーたちの姿があり、当たり前のように物凄いサーフィンを見ることができるからこそ、その上達も早く、吸収する事も多い。今後が非常に楽しみなcolorsmag的要チェックサーファーのひとり。Manoa Kono.

 

 

多くのプロサーファーたちとカルチャーを生み出し続ける湘南出身でありながらも、あまりの波のなさから千葉に移住を決意する若手プロたちが多い中、注目のキッズサーファー強矢凛太郎もそのひとり。毎日サーフィン可能な波があるその環境こそが、湘南との圧倒的な違いであり、そこから生まれる練習量の差は大きい。Rintaro Suneya.

 

小学校の低学年からこのような素晴らしい環境でサーフィンしていれば、間違いなく日本のトップになる可能性は無限大。千葉を拠点とするトップサーファーたちの2世となるキッズサーファーたちの未来からも目が離せない!!Above : Shigenari Tanabe’s Jr. Below : Kanoa Aoki.

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ