Movie by Harley Walter. Text by colorsmagyoge.


 

 

オーストラリアでの指折りのスペシャルなパーフェクトレギュラー・ブレイクとして知られるバーレーヘッズ。

そこを舞台に、毎年開催されている世界的な注目を浴びるシングルフィン・コンテスト”BILLABONG Burleigh Single Fin Festival”!!

世界的に見て比較的コロナ感染の抑え込みに成功しているオーストラリアだけに、コロナ渦の2021年度も本ビッグイベントを開催。

1985年以前に作られたシングルフィンのボードでのみ出場可能という厳正なるルールを持つこの大会に、若きムービースターとして世界の注目を浴びるDakoda Waltersとその弟であるHarley Waltersが出場を果たした。

Harley Waltersが選んだボードは、1978年、79年、81年、82年と4度に渡り世界ランキング2位だった記録を持つChyene Horanがおよそ40年前に愛用していたMcCoyシェイプのLazer Zapシングルフィン。

大会結果はDakoda、Harleyともにセミファイナル敗退と入賞まであと一歩という結果に終わったが、その想像を遥かに超える乗り味は、まさに現代の最先端ニュースクーラーであるHarley Waltersにとってあまりに衝撃的であった模様で、コンテストから自宅に戻ると、すぐにボードの体積からサイズなどのデータを細かく収集。

5’1 1/4” × 18 1/2” × 2 1/4”(28.8ℓ)と、まさに1本のサーフボードが時空を超え、未来の世界のサーフシーンのトップに立つに違いない逸材的存在であるHarley Waltersのサーフィンに対する価値観をガラリと変えたと言って過言ではない温故知新な1日のストーリーを収録したHarley Waltersによる最新クリップとなっております!!

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ