Rider / Shino Matsuda. Text by colorsmagyoge.


西高東低の冬型が強まったことによりセットでダブル近くまでサイズアップを果たしたクリスマスの湘南。

その翌日12/26(金)は夜中に吹いた強い南西風が早朝に北寄りの風に変わり、予想以上にサイズダウンした状況となったが、それでも全域に渡って肩頭前後の波が残り、一日中ファンウェイブに恵まれた。

そんな中、動画が当たり前の現代だからこそ、写真で見ると余計にその凄さがわかる1発をあえて連続写真のシークエンスで見て研究する今回のこの”シークエンス・オブ・ザ”のコーナーでは、ツインフィンワールドチャンプ大橋海人、森友二、酒井仙太郎といったプロサーファーたちに加え、茅ヶ崎のサーフスケートレジェンド相原吾郎そしてアンダーグラウンドなローカルヒーロー大橋茅人といったメンバーたちが集結したこの日の中でもベスト・ムーヴとなったパリオリンピック日本代表選手の松田詩野によるソリッドかつスタイリッシュなバックサイド・フィンズフリー・ビッグリエントリーをお届け!

深いボトムターン、リスキーなエンドセクションの掘れたリップに対して垂直にボードを当て込む打点の高いアプローチ、そしてリップにおいてフィンズフリーするボードをホールドする卓越したボードコントロールから安定感あるフィニッシュに至るまで、1枚1枚に松田詩野の上手さが詰まった必見のシークエンスとなっております!

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ