Rider / Shun Murakami. Text by colorsmagyoge.


 

 

今のところ今シーズンの台風ではベストな波に遭遇することができた台風10号セッション。

およそ1週間以上も波が続いた中で、各地で繰り広げられた数々のセッションをお伝えさせて頂きましたが、今見返してみると、やはりこの村上舜が8/10(土)に魅せてくれた1本がテイクオフの際どさからボトムターンからのねじ込み、そしてチューブの深さとスピードに加え、まさかの意外性といった部分で一番インパクトがあった。

この1本は昨晩お届けさせて頂きました8/10(土)台風10号”YOSA KOIセッション”を収録したcolorsTVオリジナル動画の最後のトリで登場する1本でありますが、映像を見ても分かる通り、撮っているこちらの方がもう抜けて来ないと思ったのにまさかの抜けてきてしまい、慌ててカメラを動かす様がカメラワークに現れており、そういう撮影の裏側も知りつつもう一度この1本のライディング映像を見返してもらえると、いかにこの1本がやばかったかが伝わるのかと思われます。

【台風10号】早朝はデカ過ぎてダメかと思ったが、お昼前にはぐりぐりチューブが姿を現した8/10(土)リバーマウス・セッション

 

とにもかくにも、幼い頃からハワイに通い、パイプにフォーカスして経験を積み重ね続け、VOLCOM PIPE PROでは10ftオーバーのパイプでエクセレントスコアを叩き出したこともある村上舜だからこそ抜けてくることができたこのチューブだろうと、勝手に納得してしまったcolorsmagなのでありました。

2018年の伊良湖でのISAでは4位入賞で表彰台に上り、日本初の国別金メダル獲得に大きく貢献し、第1回JAPAN OPEN of SURFINGではダントツの優勝を果たし、台風の波も貪欲に追い続けるそんな村上舜が、2020年東京オリンピックの日本代表候補として、五十嵐カノアと共に世界を相手に戦う姿に期待!!

Go Shun!!

Go Japan!!!

f/s Deep Tube by Shun Murakami. at River Mouth in West Side of Japan 8/10(Sat).

 

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ