7/20(土)、7/21(日)の2日間に渡って福島県の北泉を会場に開催されたロングボード第4戦”北泉プロ supported by 三瓶工務店・福和・3-STYLE・SUN WAVE”。

時折激しい雨が降る胸から肩前後のコンディションでスタートしたDay1では、男女ともプロトライアル〜メインラウンド・ラウンド1が行われ、野上悦子、岡村頼子、西大輔、菊池里騎、市川貴大、大宮丈治、堀内陽介、佐々木一浩、土屋貴宏の9名がプロ公認を獲得した。


Daisuke Nishi.

 

8年ぶりの海開きに合わせ”南相馬ビーチフェスin北泉”が同会場で開催され、安全祈願祭の後、サーフィン体験コーナーやステージパフォーマンスなどの催しで、沢山の方が北泉海岸に訪れた。

夜には、数万個のロウソクで作られた「おかえり」の灯籠を横に、各スポンサーのご支援の元、打ち上げ花火が上がり会場を沸かせた。

 

Day2は、朝から小雨が降る腹〜胸前後のスタート。

MENSを制したのは、2019年のJPSAロングボード・ランキングのカレントリーダー井上鷹。

ハングテンからのコンビネーションで高得点を叩き出し、見事優勝を飾った!


Winner & 2019 Longboards Grand Champ, Taka Inoue.

 

今回の優勝が今シーズン3連覇目で、最終戦を前にグランドチャンピオンを獲得した!

おめでとう!!

最後まで逆転劇を見せた堀井哲が2位、塚本将也が3位、ベテランの尾頭信弘は4位という結果となった。


MENS 2nd, Satoshi Horii.

 


MENS 3nd, Masaya Tsukamoto.

 


MENS 4th, Nobuhiro Ogashira.

 

WOMENSは、吉川広夏が優勝!

「小さい頃から家族でキャンプに来たり、プロアマで初優勝した思い出のある、ここ北泉海岸に戻ってこれてとても嬉しい」

と、再び北泉で優勝した喜びを語った。


WOMENS winner, Hiroka Yoshikawa.

 

2位は中盤まで1位をキープしてたものの逆転されてしまった田岡なつみ。

3位はファイル常連のベテラン小高恵子。

4位は今年度ルーキー候補の平田夏帆という結果となった。


WOMENS 2nd, Natsumi Taoka.

 


WOMENS 3rd, Keiko Kodaka.

 


WOMENS 4th, Kaho Hirata.

 


今大会の冠スポンサー「三瓶公務店」代表の三瓶伸介氏も参戦。

 


地元福島出身の西大輔はトライアルから出場し見事プロ公認を獲得!震災後は仙台に移り住み、福島仙台ロコとして東北の復興に頑張っていきたいとのこと。

 


トライアルからQFまで勝ち上がった佐々木一浩。

 


地元福島出身の佐藤広。り大声援を力に変え、セミファイナルまで勝ち上がった。

 


セミファイナルで惜しくも敗退してしまったショートボードとロングボードの二刀流プロの西口京佑。

 

「来年も再来年もまたここでコンテストを開催したい。福島の復興はこれからですね。」

と、コンテストディレクターをつとめた石塚晃プロはコメント。

東日本大震災から8年の時を経て、福島のサーフシーンが復興の第一歩を踏みしめた記念すべき一戦となった。

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ