カリフォルニアのハンティントンビーチで開催されたISA World Junior Surfing gamseでは見事18歳以下男子で金メダリストに輝いた上山キアヌ。日本人離れしたパワフルかつバネのある切れ味鋭いそのサーフィンでこのセッションにおいても魅せ場を作る。Keanu Kamiyama.

Photos by yasushi photos. Text by colorsmagyoge.

 

コンディションが不十分であったことからレイデイを余儀なくされた7/10(水)のQS1500″ムラサキ湘南オープン”。

その会場である鵠沼海岸の地下道前とはまた違った地形の決まった某サンドバーでは、上山キアヌ、安室丈といったISA金メダリストをはじめ、サンセットプロジュニア・チャンピオンの金沢呂偉、colorsTVも手がけるクリエイティブな若手プロサーファー村田嵐、湘南出身の田中透生、ロングボードとショートボードの両方においてプロ資格を持つ宮崎出身の井上鷹、さらには鵠沼出身の鈴木耀竣といった次世代サーフスターたちに加え、このポイントをホームとする金尾玲生といったメンバーたちが繰り広げたレイデイフリーセッションの模様をyasushi photosギャラリーとしてここにお届け!!

この小波にしてスピード感溢れるこの一枚の写真を残してしまう村田嵐。まるでスケートボードのリップスライドかのごとく、波のコーピングをフル流しする。Arashi Murata.

 

まだ膝が完治していないことから、この日もCatch Surfでリハビリサーフを楽しんでいた金尾玲生。どんな状況においても波に乗ることを楽しむ術を知っている。Reo Kanao.

 

西のサーフィン道場、生見海岸の目の前に立つSouth Shoreで生まれ育っただけあり、湘南のパワーのない小波で難なく乗りこなしてしまうスキルまで持ち合わせたサンセット・プロジュニア・チャンピオン金沢呂偉。Roy Kanazawa.

 

現在、JPSAロングボード・ツアーにおいてランキング1位の座に立つ宮崎出身の井上鷹。どんなボードであってもそのボードに合わせた乗り方で乗りこなしてしまう天才的な横乗りの才能を持つ要チェックサーファーのひとり。Taka Inoue.

 

サーフィン修行にオーストラリア留学を選んだりと、ストイックにサーフィンと向き合う姿勢が印象的な田中透生。言わずと知れた茅ヶ崎ロコボーイであり、勝手知ったるこのブレイクでオーストラリア仕込みのトップアクションを見せつける。Toy Tanaka.

 

ムラサキ湘南オープンの会場である鵠沼をホームとする鈴木耀竣も、よりライダブルな波を求めてここに集結。スタイリッシュなカーヴィングスラッシュを波に刻み込む。Yoshun Suzuki.

 

 

【シークエンス・オブ・ザ・7/10(水)】フロントサイド・エアリバース by 安室丈

この次世代サーフスターたちによる激アツ・セッションにおいて見事ベストシークエンスを残してくれたのは安室丈。その模様は上記リンクよりチェック!!Joe Azuchi.

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ