Movie & Photos by colorsmagyoge.

 

正月明け早々の1月頭から1月中旬までを開催期間に、世界的チューブの聖地として知られるハワイのパイプを舞台に開催されたDA HUI Backdoor Shootoutにおいて、日本代表選手として参戦した松岡慧斗が魅せたパイプの波でのパーフェクト12ptが、世界一の波情報サイトとして知られるSurflineが主催するWave of The Winterの1月部門の優勝を飾った!

松岡慧斗の他に1月部門にノミネートされていたトップ5のライディングは、Torrey Meisterの1/23(水)のBackdoor、Benji Brandの1/23(水)のパイプ、Koa Rothmanの1/24(木)のパイプ、Tyler Newtonの1/13(日)のパイプと、世界に名を馳せるトップパイプライナーたちばかりがラインアップ。

そんな強豪たちが顔を揃えた中、Surflineのサイト内に設置された特設ページで行なわれた一般投票を経ての今回の価値ある優勝となった。

そうそうたるメンツの中で62%とダントツの支持率を記録した松岡慧斗の12ptライド。Wave of The Winter1月部門においてダントツの優勝を飾った。

 

2018年のBackdoor shootoutでも大会最高得点となる11ptを叩き出し、そのライディングでWave of the winterの2018年1月部門の優勝を飾った松岡慧斗。

その時はcolorsmagや他のサーフィン系オンラインメディアなどでも松岡慧斗への投票を促すような援護射撃的な記事が連投され、多くの日本のサーファーたちが松岡慧斗に投票してくれたに違いないと思うが、今年はcolorsmagも含め一切そういった記事を発信していなかったことから、今回は英語圏のサーファーたちからの投票を得た結果と考えて間違いないだろう。

松岡慧斗自身も、

「今年は自分のSNSでも投票してください的なポストはしてなかったので、今回の結果は昨年以上に嬉しいです」

とコメント。

また、昨年はNathen FlorenceのBackdoorでのチューブに軍配が上がり、あと一歩のところでWave of The Winterの総合優勝を逃してしまったが、今年こそは昨年以上に可能性が高い状況となっており、3月後半の発表が楽しみである。

現在のところ、現地ハワイでは12月にCam Richardsが決めたパイプでのロングチューブなのか、松岡慧斗の12ptなのか、その2本のどちらかがWave of The Winter総合優勝なのではないかと言われているが、今年こそは松岡慧斗が優勝を飾ってくれるに違いないだろう。

Cam Richardsが2018年12/6(木)のパイプで決めたロングチューブ。ハワイのノースショア現地では松岡慧斗の12ptでのヘヴィーなのか、このCam Richardsのロングなのか、ヘヴィーかロングの評価がどう出るかによって結果が変わると言われている現状。パイプはヘヴィーなチューブが特徴的なだけにヘヴィーに高評価が与えられることに期待したい!

 

現在パシフィコ横浜で開催中のインタースタイルに参加するべく、日本時間の2/13(水)にハワイ取材を終えたcolorsmagと同じ飛行機で一度帰国を果たした松岡慧斗。

今年はWave of the Winterの表彰式が行なわれる可能性もあることから、3月中にはもう一度ハワイに戻り、その結果を待つ予定とのこと。

DA HUI Backdoor shootoutでは3位入賞とパーフェクト12ptで大会最高得点を記録し、Wave of The winterでは1月部門優勝。

さらにWave of The Winter総合優勝の可能性を秘めた松岡慧斗の今後の動向からさらに目が離せない!!

さらなる詳細は下記リンクよりSurfline内Wave of The Winter特設ページをチェック!!

 

>>Wave of The Winter 2019年1月部門結果発表

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ