Photos JET/Hiromorichan. Text by JET.

 

9/16、17の2日間伊豆多々戸浜にて開催予定していたALOHA SURF JAM”は台風18号の接近により9/16の1日のみで開催された。

今回初めて開催された”ALOHA SURF JAM”は、ハワイアンのJason Shibataがプロデュースする20歳以下を対象とした、ハイパフォーマンスサーフィンコンテスト”RONIN SURF TOUR”と、日本を代表するプロサーファー大野”Mar”修聖が指揮をとるフリースタイルサーフイベント”FUN THE MENTAL”の相反するコンテストの同時開催するイベント。

 

会場の伊豆多々戸浜にはたくさんのワークショップやヨガ、ビーチゲーム等も行われ、会場のDJはDef TechのMicroが担当!雨が降る中でしたが多くの来場者に笑顔が絶えなかった。

今回はその中でもとてもユニークなコンテスト”FUN THE MENTAL”をリポート!

会場に用意されたサーフボードはシングル、ツイン、クアッド、スラスター、フィンレス、ワイメアガン、アライア、スポンジボード、ハンドプレーン、絶対に普段乗ることのできないレトロビンテージボードまで、合わせて約30本用意された。

 

このボードを使用して1ヒート10人を2回行ない、性別問わず(プロ不可)誰でもエントリー可能で、スタイル、エッセンス、テクニック、感性輝くジュニアサーファー発掘を図るフリースタイルサーフイベント形式。

FUN THE MENTAL独断でのジャッジで行われた。

ジャッジにはMar大野プロ、チャネルアイランズサーフボードジャパンマネージャーでISA日本代表のコーチも務める岡島宏盛氏、田中英義プロ、Jet Akiraが集結。

コンテスト終了後にはDefTech Microやプロサーファーによる用意されたボードでのデモンストレーションも行われ会場を沸かせた。


コンテスト中にチャネルアイランズの(Dane Reynolds自身がシェイプした)Sperm Whaleで気持ちよくクルージングするNori大野

 

 

沢山のキッズや参加者の皆さんは普段乗ることのないボードに初めはかなり苦戦していたが、何本か乗っていくにつれて慣れていき個々にスタイルを発揮していた。

その中でも一番スタイルを表現できた方に送られるFUN THE MENTAL of the dayにはハワイ往復チケットが獲得できる最高のチャンス!

2017 Fun The Mental of the dayに輝いたのは松本リク!

Riku Matsumoto.

 

2020年東京オリンピックで追加種目決定となったサーフィン。

国内でもコンテストが沢山開催されている中で、FUN THE MENTALのような、サーフィン本来の醍醐味『スタイル』を表現し合ったり、沢山のボードやレトロビンテージボードに乗れるコンテストは非常に貴重であり大切だと思った。

参加したキッズ達や一人一人の皆さんが必ず、何か自身のスタイルの大切さについて考えさせられたでしょう。

そして指揮を取ったMar大野。

ぜひ、来年も開催して欲しい。

ありがとう。そして、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ