Text by colorsmagyoge.
WOMENS winner, Shino Matsuda.
10/7（金）から10/10（月）に渡り
宮崎県日向市の小倉ヶ浜を会場に開催された
WSL Japan主催のQS1000”TRUMP Hyuga Pro”！
10/10（月）は大会最終日となりショートボード、
ロングボード共にMENS、WOMENSのファイナルまでを消化。
注目のMENSではハイレベルな今の10代のプロサーファーを代表する
Wユウジこと森友二と西優司がセミファイナルのヒート1で
大原洋人と村上舜と言ったゴールデンエイジ2名と対戦となったが、
ここはやはり世界でも活躍する大原と村上に敗退。
しかし、ゴールデンエイジよりも年下にあたり、
まだ高校生プロサーファーである彼らが、並み居る年上のプロ達を倒し、
セミファイナルまで駒を進めてきたことに
明るい日本サーフィンの未来を感じずにはいられない。
何れにしてもWユウジのさらなる成長と今後の活躍に注目していきたい！
MENSファイナルは大原洋人、村上舜、稲葉玲王といった
今の日本のトップオブトップであるゴールデンエイジ3名と、
ベテラン高梨直人といった4名の戦い。
ヒート序盤に先制攻撃を仕掛けるかのごとく波を掴んだ大原洋人が
1本目の波で5.00pt、2本目で3.25ptをまとめてトータルスコア8.50ptでリードを図る。
さらに高梨直人が6.75ptと3.00ptで1位のポジションへ浮上すると、
稲葉玲王と村上舜が形のいいレギュラーのセットを掴み、
ソリッドなリエントリーを連発すると、
稲葉が7.50pt、村上が8.00ptのエクセレントスコアをマーク！！
残り10分を迎えたところで稲葉玲王が3本目の波を掴み、
またしてもバックサイドで7.50ptをマークして
トータルスコア15.00ptをまとめ、一気に1位に躍り出る！
村上舜が逆転に必要なスコア7.00pt、
3位の高梨直人が逆転に必要なスコアは8.25pt、
大原洋人が逆転に必要なスコア10.00ptで迎えた後半戦。
またしても会場右側から6本目の波を掴んだ村上舜が、
レギュラー方向へバックサイドでバーティカルなフィニッシュを決める
ライディングを披露し、7.90ptをスコア！！
残り3分を切ったところで一気にシチュエーションが変わる
見事な逆転劇を見せた村上舜がこのハイレベルな戦いを制した！！
おめでとう！！！
続いて行われたWOMENSファイナルは野呂玲花、川合美乃里、
松田詩野、脇田サラと言った4名の戦い。
まず先制攻撃を仕掛けたのは松田詩野。
レギュラーの波をバックサイドで2発のターンと1発のフィニッシュで6.75pt、
その後すぐにまた波を掴んで3.00ptをバックアップに
とりあえずは1位のポジションをキープ。
脇田サラ、川合美乃里が波を掴み、脇田サラが3.50pt、
川合は2発のバーティカルリップで4.50ptで迎えた
残り17分を切ったところで松田詩野が3本目の波を掴み4.00pt、
さらに4本目で5.50ptとじわじわとバックアップ・スコアを積み上げていく。
残り15分を切ったところで野呂玲花がいよいよ動き始め、
1本目の波を掴みパワフルなターンを交えたライディングで4.55ptをマーク。
さらに2本目の波で4.70ptをスコアすると、
川合美乃里がレギュラーのセットを掴み5.25ptで2位のポジションへ。
残り7分を切ったところで野呂玲花が5本目の波をテイクオフ。
バックサイドでレギュラー方向に7.15ptをマークし、2位へ浮上する。
ヒート終盤に差し掛かったところで
脇田サラがレギュラーで2発のリエントリーを交えたライディングで
6.05ptをマークしてで3位へ浮上するも、
そのままどんでん返しが起こることなく、
前週末に伊勢で行われたプロジュニア戦”Ise Shima Pro Junior”に引き続き
見事中学1年生の松田詩野が2連勝を飾った！！
おめでとう！！！
ファイナルは海外勢一色となったロングボードMENSは
ワールドチャンプのTaylor Jensen、
トッププロのPiccolo Clementeを抑えてTony Silvagniが優勝。
ロングボードWOMENSはハワイ対アメリカといったヒート組となった中、
アメリカのRachael Tillyが見事優勝を飾った。
おめでとう！
さらなる詳細については下記リンクよりオフィシャルサイトをチェック！
