Photos by JPSA. Text by colorsmagyoge.

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9/4(日)。

茨城県の大洗海岸を会場にJPSA第6戦”ALL JAPAN PRO”の

コンテスト最終日が無事終了となった。

WOMENSのファイナルは新島でのJPSAで優勝を遂げた

弱冠14歳の西元ジュリの姉にあたる西元エミリー(17歳)と、

川合美乃里(15歳)といった10代の若手プロサーファー同士の戦い。

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WOMENS winner, Minori Kawai.

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WOMENS 2nd, Emily Nishimoto.

 

1本目の波でグーフィーを掴み、

2発のリエントリーで4.83ptをスコアした西元エミリーがリードを図るなか、

川合美乃里が3本目の波で5.67ptをマークして1位に躍り出ると

ここで流れを掴み、最後の波では乗り継いだインサイドで

ソリッドなリップ2連発でフィニッシュするライディングを披露するなど

鋭いリップアクションが光った川合美乃里が見事優勝を飾った!!

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Minori Kawai.

 

MENSファイナルは善家尚史と

カリフォルニア出身の日本人トッププロジュニアサーファーで

今シーズンのJPSA初戦となったバリでの1戦で

優勝を遂げた小林桂との一騎打ち。

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Winner, Naofumi Zenke.

 

潮の動きの影響で波数が減ってきたなか、

確実に波を掴んでいった善家が5.33pt、4本目の波で4.26ptと

トータルスコア9.59ptでリズムに乗るなか、

小林桂が逆転に必要なスコア5.11ptという状況。

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MENS 2nd, Kei Kobayashi.

 

残り時間5分を切ったところで小林桂がレギュラーのセットを掴み、

ソリッドなターンを連発するも4.86ptにとどまり、

残り3分を切ったところで今度は善家尚史が最後となる

レギュラーで大きなカーヴィングをねじ込んで

4.70ptをマークしてバックアップスコアを重ねる。

ここに来て逆転に必要なスコア5.17ptと

わずかにその差を広げられた小林桂が、

終了のホーンのギリギリのタイミングで最後の波となる

レギュラーのセットを掴み、またしても鋭いターンを連発するも

4.67ptとあと一歩届かず、

善家尚史が見事自身初となるJPSA初優勝を飾った!!

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次なるJPSAは9/7(水)~9/11(日)に渡って

湘南鵠沼を会場に行われるJPSA第6戦

“サンマリエ ALL JAPAN PRO”となっている。

そちらの方もお見逃しなく!!

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ