Photos by Navigator surfboards. Text by colorsmagyoge.


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NSSA Natioanl mini grom champ, Tenshi Iawmi.

 

日本時間の7/4(月)、現地カリフォルニア時間の7/3(日)。

千葉東を拠点とする期待のグロムサーファー岩見天獅(11歳)が

カリフォルニアのハンティントンビーチで開催されていた

全米サーフィン選手権大会となるNSSA national championshipsの

ミニグロムクラスで見事優勝を果たした!!

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a best ride of Semi Final by Tenshi Iwami.

 

ファイナルでは8.25ptとバックアップで8.10ptを叩き出し、

ウエストコースト・チャンプのDane Matsonを2位に、

ハワイチャンプで先日行われたVOLCOMによる世界戦、

TCT Global Champs優勝のKai Martinを3位に、

ウエスタンチャンプのLucas Owstonを4位に抑えての勝利となった!

昨年の大原洋人によるUS OPEN優勝を含め、

10代の若いサーファーの海外での活躍が著しくなってきたこの数年。

その裏側には、弱冠18歳にしてUS OPEN優勝を果たした

大原洋人のコーチとして経験豊かな糟谷修自プロの存在があったように

コーチの存在というのが大きいと言えるだろう。

実際に今回の岩見天獅の優勝の裏側には、

カリフォルニアを拠点に、ConnerとParkerのCoffin兄弟をはじめ、

多くのカリフォルニアのトップサーファーたちを

育て上げてきた本場カリフォルニアでも名の通った日本人名コーチ、

“とんまさん”こと戸祭コーチの存在があった。

そのコーチングが最大限に活かされたからこその

今回の快挙と言って過言ではないだろう。

そういった意味で、今回の岩見天獅の全米優勝は、

数十年以上に渡って世界レベルを目指し、

本場カリフォルニアで現場主義の実践から経験を積み上げきた

戸祭コーチと、次世代日本人サーファー岩見天獅といった

同じ日本人サーファー同士による

世代を超えた化学反応がなし得た快挙だったと言える。

 

帰国後の岩見天獅は、AA千葉チャンピオンシップ、

AA日南市長杯をはじめとした国内のコンテストに参戦予定。

今回の全米サーフィン選手権大会での経験を活かし、

国内でのさらなる活躍にも期待したい!!

Go Tenshi!!!

おめでとう!

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ